散歩.

目当ての書店が休みだった為、そのまま周辺を散歩し出したら止まらなくなり、随分な遠出に発展する。見知った街だが、ゆっくり歩き周りをよく観察してみると、また新たな発見があって良い。実にのんびり歩くと、いつもの忙しなく目的のみ追求した徒歩(単に、地点から地点への移動手段としての)とは断然違い、やすらぐ事が出来る。
昼食を摂っていなかったので、何処か知らない喫茶店かカフェを見つけて入ろうと思ったが、いまいちパワーに欠けていて叶わず、見知った場所に落ちつく。あまり良い意味で無く気安いカフェやファーストフード店より、喫茶店に入るには、パワーや気合が要る。決して気楽に入る事が出来る訳では無い。喫茶店では、ひとが「ひととして見られ」、そのように扱われる。ひととして在る、という事は、前述のようにパワーが要るのだと思う。

                                                                            • -

現代流行しているもの、例えばカフェ等は、「今」「現代」が過ぎれば、どうやって生き残っていくつもりなのだろうか。これは単純に疑問に思うことなのだが。