2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

保ち方.

案外簡単に時間は潰れてしまう今日この頃、そんな一日は勿体無いのか充実しているのか分からず、結局無感動のまま終わってしまう。 ベンチャーの会社は、ミッションとヴィジョンがはっきりしており、何より元気があって、健全で熱い。これからどうなっていく…

「出来るだけの事」の限界は.

人事の監視下でのディスカッションに参加する。慣れてはいるし、特に失敗もしなかった様に思うが、結果は分からない。縁でしかないだろう、と思いたくなる。 好きな商品を扱っている会社の選考から洩れた場合、その店舗を利用し難くなる事が辛い。諦めが悪い…

もの云い.

個人主義の人、話の誘導に乗らない人、頑張ってる偉い人、考えるより先に口が出る人は、ディスカッションをする際、何かが引っ掛かってうまく対応出来ないと知った。どんな気持ちで話しているか、私のことをどう思っているか、わからないでもないので、余計…

固定観念の壁.

広告制作模擬体験に参加した。固定観念の塊の自分に気づき恥ずかしくなった反面、広告作成を極めてみたい気持ち反面で、脳が激しく揺すぶられる。隣合わせた女の子が、性格器量良し(しかもハーフらしく、目が大きくてまつげが長くて鼻が高くて彫が深い)で…

朝の瞼.

朝からレポートを書く。「アメリ」のサントラをBGMにした。朝っぱらからミニシアターに足を運んだ日々をなぜか思い出した。眠気と気だるさと満足感、そして以前好きだった人も同時に思い出す。 「広告批評」付録の、世界のCMが入っているCD-ROMを観た。見飽…

セルロイドの赤ん坊.

風邪を引いた。ぐずぐずした、ひどくはないが鬱陶しい奴をもらった様で、有り難いんだか迷惑なんだか分からない。今風邪をこじらすと予定がすべて狂うので厄介だ…本心では「寝ていたい」のだけれども、仕方がない。そんな怠け者の私は、三年寝太郎かナマケモ…

地味コンプレックス.

大学で摂る昼食には、必ずカップスープをつける。なぜそこまで液体に惹かれる、分からない。お腹にものを溜めたくない、という、快と不快の問題なのかもしれない。噛みごたえのある固体も勿論好きだ。 - レッスンの課題をさらう。「何とかなる」レヴェルでは…

殆ど後日談.

来年度は遅刻、準備不足厳禁、を命じる。ひ弱な精神をひどくなじった。 - 意図的に人に甘える事は時に許されるが、無意識的に甘えて人に負担を掛けてしまう自分が心底恨めしく思った。不意の失敗は仕方ないから割り切ってしまおう、という決断は間違っていな…

脳の鈍い音.

時間の拘束が比較的緩かったので、日が高くなるまで寝床にいた。茫と時計を見ているうちに、まどろんでいたいという意見の「ぐうたらパート」が、命短しを日々のモットーとしている「てきぱき即決即行動派」に突如打ち負かされ、はっとして寝床から抜け出す…

123たくさん.

例によって徹夜の翌日はば爆睡であり、「辛うじて午前」という時間に起き出し、友人出演のオーケストラを聴きに出掛けた。差し入れには、色とりどりのマカロン詰め合わせを選んだ。差し入れを選ぶときはいつも、自分が食べたいと思ってしまう。マカロンは好…

感謝も.

エントリーシートに書く内容を「ああでもない、こうでもない」とこねくり回していたらば、夜が明け直に日が高くなった。仕上がったものの、こねたからと云って良いものが出来たかというと、否である。これも慣れだと良いが、提出先の人事の人に申し訳ない気…

奇遇.

ハンガリー発ノートの表紙の柄を撮ってみた。他にピンク、水色、黄色があった様に思う。どれも愛らしい。色違い(ピンク色)をもう一冊持っていたのだが、雨に濡らして駄目にしてしまった。 - 今日もセミナーに行く。前日夜更かしし過ぎた為に、寝坊し到着が…

鱗翅目.

二年前部を引退する際書き記したノートを参考に、自己分析のほじくり返しを行う。少し遠い過去になりかけているので、懐かしいとさえ感じる。当時持っていた主な感情は、薄らいだもののまだ生々しさを保って、脳の中に残っている。達成できた事、妥協した事…

まあそういうもの.

就活予定(筆記試験…準備不要と書かれていたが、遠慮せずに準備すべきだったと学習する)を終えた後で久々に遊んだ。映画「THE有頂天ホテル」を見て、その後焼鳥屋に行く。無茶のない飲み方を覚えてから、無茶を懐かしく思う。生中、一合、焼酎なんて…慎まし…

商いの都通い.

深夜作業に、無印良品製フリーズドライのスープを愛飲している。30kcalなので気安い。その分味も気にしない。むしろくどくない方が助かる。そもそも、パスタ入りクラムチャウダーを求めて店に行ったのだが、消えてしまった様で発見できなかった。気に入って…

動けば疲れる.

幼い時から地域でお世話になっている地元の写真館に行き、履歴書用の写真を撮る。服装や髪型、首や目線の角度等への指摘、シャッターを切るタイミングを逃さない点はさすがプロだ、スピード写真とは比べ物にならない。口元を固めずに口角だけ上げるのはやは…

屈折気味.

自己分析の結果を黙々とノートにまとめ、ウェブ上で出来る診断を検索して片っ端から受検してまた書き留めていたらば、日が暮れた。夕飯は今冬何度目かの鰤、今夜は祖母製照り焼きだった。身が固いものや、あまり味が沁みていずにぼそぼそするものは美味しく…

まともな雨.

「まともに」雨が降っていた。強かに降っている、でもなく、小雨、でもない雨は、何と形容したら良いのだろうか。「雨が降る」という概念のプロトタイプ(代表例)には、形容する必要がないが、本当に真っ当な降り方の雨だったので、何とかして特別に呼んで…

どこかに自信が.

起床、準備→授業→楽器練習→帰宅で一日が終わった。 授業に出席すると毎回自信を奪われる。「向上しよう」と思って尚且つ動かなくては、と何度も思うが、腰が重い。劣等感が圧し掛かってだるくなった鈍重な身体に刺激を与えたくなり、書店へ向かう。自信を探…

「近い将来」の決断.

起床し準備、セミナーに一社行き、書店をふらついているうちに時期に日が暮れ、帰宅して一日を終えた。 自社商品へのこだわり、理念について、異常な程強調される。実体のすべては商品であり(何だか「八百万の神」的--神が宿る自然物すべてを崇拝する、かの…

因縁のラド♯ソ♯シ.

ブランケット(made in Italy)が手放せない。暖房器具があっても必ず、膝の上に敷いている。毛と暖色づかいで暖かだけれども、抜けた赤い毛がものにくっつく。PCのタッチパネルの上はすでに赤い「ちりちり」で埃っぽくなってしまっている。(写真を載せて…

夜のあかり.

二夜連続で悩ましげな夢を見て、朝から身体がだるかった。そういう夢を見るのは、自分が悩んでいる所為(しかもこの夢の場合、原因を探ると自己嫌悪に陥るような内容である為、余計に悩ましい)である事は分かっているので、開き直り様がない。「ついで」で…

読書をひねもす.

『箪笥のなか』を読み、楽器を弾き、メール等の確認をしていたらば日が暮れた。 うかうかと本を読み始めてしまうと、読み終わるまで手放せなくなる。長篇を読むならば、一日を読書で潰す覚悟が必要、と肝に銘じた。よって読書にあまり時間を割けない近頃は、…

相乗効果と悪循環.

やっと冬期休暇が明けた図書館に行き、歌集とクラシックCDを中心に数点借り出す。「ツィゴイネルヴァイゼン」を聴いている。『サラサーテの盤 (新潮カセットブック U- 1-2)』を読んでから、余計に妖しく聴こえる様になった。この話の最後を、曲の終末を頭…

降り込められ.

こんな大雪の中、注文していた本がやってきた。転倒して大怪我をした同僚の事を話しながらも、宅配の仕事人は次の御宅へ愛想良く向かっていった。暖かい部屋でお茶を飲んでゆっくりしている自分を何度も省みた。 これから忙しくなるだろう事を見込み、読書の…

野良猫も肥える時代に.

金曜日の授業は、何かにつけて休講になる事が多かった所為で、まだ休暇中ではあるが補講日に設定された。不出来をフォローして下さっているのか、単に苛めると泣きそうな質だと思われているのか、妙に私に対して甘い教師の前に座って授業を受けるのは緊張し…

狭い世界.

PCと本に触っていた記憶しかない。寒波がやってきて、出かけないで自宅でやる事をやるつもりでいたが、つい呑気にしていた。 - 雪が降った。ふと風呂場の窓から裏庭を見ると、紅い山茶花の花が雪を少々被って咲いているのが目に入った。心底美しいと思った…

shin-setsu.

「あらしのよるに」を観に行く。狼が「食事をする」場面が壮絶で、「ごんぎつね」のアニメ版を思い出した。感涙と共に道徳観を求める映画らしいが、「良いのかそれで」と思う展開。幸せを求めて渦中に飛び込むのは勝手だが、親不孝は感心しない。ともかく原…

心地とかおり.

久々に恋愛絡みの漫画(電車等の公共の場では読みづらいレヴェル、念のため)を読む。魚喃キリコの描き出した人々と共に、気づく。細々とした所作や感情、「風景」を外さない点が、この漫画家の凄い点だ。 「傷つくのと 傷つけるのとでは 傷つけるほうが 何…

獏の不調?.

私の夢枕の獏は甘党らしく、夢の甘い部分は残らず食べるくせに、苦い部分や辛い部分はちっとも食べてくれない。そんな事をしていると終いに虫歯になってしまうか、身体を壊すよ、と云ってやりたい。或いは、普段は「大人の味」の夢も食べてくれるのに、今は…