2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

本の行方.

めばるの骨は未だ抜けず、時々えずく。非常に厄介。 昨日何かの拍子にふと、坂口安吾の『堕落論』が読みたい、と思い立った。売りに出す本を引っ張り出す作業のついでに、恐らく部屋のどこかに埋もれているはずの『堕落論』を目指して本の山を切り崩してみた…

美味い魚にも骨はある.

魚に箸を入れて、美しく身をほぐすのには自信があった。しかしながらその美しさは、多少骨の取り残しがあっても、飲み込むのに脅威を感じなければ口に運んでしまう大雑把さがあった故の結果なのである。必要な手を加えた後は、時折ぽりぽりと云わせながら、…

「退屈」座り.

蝋燭の炎が尽きるのを今、体育座りで待っている。深い器の中で蝋燭を灯すと、後々マッチで芯に点火する際一苦労する。今日等は、なかなか巧く行かずマッチを5本も無駄にしてしまった。マッチを縦向きに持つと火傷しそうになるので、器の方を傾けたりして苦…

クールドライ.

大阪には良い喫茶店がない、と勤めだして40年程になる父は嘆くけれど、そんな事はないと思う。ただし、一日一万歩も業務以外で歩き回る暇があれば、の話ではあるけれども。少なくとも、常連さんが持ってきたアイスワインをご相伴に与る事が出来る位、良い…

五月の莫迦.

次なるミッションを発見した。先日ギャラリーで洒落た熨斗袋を見つけたので、今月下旬にある友人の結婚式用に購入したのだが、帰宅後水引選びにも作法があった事を思い出しよく見たら、残念ながら蝶結び・・・。結びきりの洒落たやつを探しなおさなければならな…

休暇気分は上々.

Papierd'armenie(パピエダルメニイ)という、燃やすと空気清浄効果のある甘い香りの茶色い紙よりも、マッチを燃やした匂いの方が癖になる。ライターは怖くて使えない。 この紙を燃やすのに丁度良いではないか!、と極狭い目的で購入した小皿(写真奥。乗っ…

雨という存在.

猫が夜な夜なうかれ声を出すので、こちらまで悩ましげな気分にさせられる。昨夜等は近くの公園内で合コンが開催されていたらしく、複数の声色が聞こえてきた。高低大小違い、可愛さも色々。今年は例年より気温が上がるのが遅いので燕は無事だろうか、と心配…

travelling cow books in Kyoto.

連続休暇が晴れ続き、という事は滅多にない、とラジオの天気予報で耳にした。が今年は珍しく晴天に恵まれそうです、と予報士が嬉しそうに告げていたので、特に焦って予定を組む必要もなく、行き当たりばったりで休暇を過ごしている。その日の予定は、朝目覚…