2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

濁流の中の静けさ.

また腹の大きい猫を見かけた。出産ラッシュはまだ続いているらしい。今年は猫のベビーブームなのかしらん。 何ヶ月も眠りが浅く眠った気がしない上に、夢ばかり見ているので眠っても疲れている。 よって、徹夜明けか徹夜に近い睡眠しかとらなかった翌日に爆…

通り雨の潔さよ.

『硝子戸の中(うち) (岩波文庫)』・・・『夢十夜』と併せて読んだのは高校生の時だった様に思うので、内容は全く覚えていない。読み返す予定。 - 五月中に先行研究把握とテーマ設定を済ます予定、あわよくば就職活動終了予定だったが、どれも終えられそうに…

道楽の夢.

金曜日に毎度、人間観察対象になっていただいている先生(以下Mr.Fridayと呼ぶ事にする)が夢にご登場された。私が何か(忘却)を見て急に切なく哀しくなり、ぼろぼろ泣いた。近くにいたMr.Fridayをふと見やると、彼も同じ何かを見てかぼろぼろ泣いている。…

夢の残骸、塵箱の内と外.

練習に行く。集中して弾くと疲れる。 楽団員の一人に、ホームページを一時期拝見していました、と云うと、知らない人に日常を知られているのは変な気分、と気味悪がられてしまった。ご尤もです。内容は当たり前だが、知っているなんて云わなきゃ良かったと後…

硝子の向こうの夢.

セミナーと面接 暑苦しいと評判の関連会社群の中でも、異色に感じる程地味な会社 悪く云えば、冴えない パンフレットもなければ、パワポもトークも冴えない けれども伝えたい何かの存在は分かる 冷めているのかもともと低温なのか 演奏会に行く とてもよく弾…

琥珀の夢.

ここ数日、近づく新入生歓迎会の企画に追われている。予約作業や幹事等の大役は別の人に任せたものの、予算と会費設定、連絡、当日の流れ計画、等細かな作業は、好きなのか自分でやらねばやはり心配なのか、少々苦を感じながらひとりで進めている。当日は今…

あれこれそれどれ.

自室から判断する限り、部屋の状態は自分の状態を表している。 - 師匠から楽団入りのお誘いを受けたのは嬉しいが、入団テストもリストラもあるとは!さすが実力のあるところは違う。一方自信は皆無からマイナスへ沈没。もしかして、入りたいなら試験の為にで…

the other side of something.

或る好きな人の恋愛事情を耳にした。次に会った時の話題が増えた事以上に、恋愛という湿っぽい関係ではなくて別のかたちで今後もずっと好きでいられる可能性を見いだす事が出来た事が、何だか嬉しい。彼に近づきたいとやきもきしていた一時期を思い出すと、…

よい心地を.

「耽溺、物思い或いは未来視」物憂い顔か物云いたげな顔に見えるのは、私だけだろうか。 今使用している電話カメラ(auのpenck 日立製)の性能がなかなか良い所為もあるのか、近頃楽器を撮影すると、妙に色気のある画像に仕上がる。さすが六年目、ちょっとし…

七転八起.

先日云われた言葉が腑に落ちず、朝から心の中は愚痴で一杯だった。 それでも何とか歩き(村上春樹流に云うと「うまくステップを踏んで踊る」)、ひとに会い、母と話し、想い、笑い、コーヒーを飲み、草木に触れ、頁を捲り、楽器を弾く。 そうすると、愚痴は…

七転八倒.

※やっとサーバの調子が戻りました。(お父さん、有難う)よって、昔から順次整理していきます。背景色とタイトルバナー組み合わせの気持ち悪さ解消は、暫くお待ち下さい。見たら絶対回答しなければいけないバトン、をmaya.さんのところで見たのですが、絶対…

空洞には虚しさが響いた.

深夜唐突に『潮騒 (新潮文庫)』を読了す。男は気力、だと記されている。ちらちらと垣間見る身体に関する描写(他…念のため)はさすが文豪のもの、すべて読破してこの描写と美文力見習いたい。 一方、ギリシャ悲劇を読むよう講義で云われたので、本棚に突っ込ん…

味は如何程.

今年三度目の迷い仔猫を、狭い私道で見つける。丁度良く雨の当たらない場所で、大きな声で鳴いているから、暫くは無事そうだ、と勝手に判断し、道を急いでしまった。また救う事は出来ない。 - ビニル傘で大雨に打たれるのは楽しい。透明な水がビニルにぶつか…

ゆきたい.

藤原竜也と目の下の隈を観に、レッチリの曲を聴きに、デスノ実写版を観に行きたい。 略語を使うと物知り顔が出来る。「はてな」を使うとキーワードリンクに依存出来る。 - 後輩に貰ったスーパーマ●オのテーマの楽譜で、暫く遊ぶ。活用すれば良い練習になりそ…

乱れ咲き.

やってくるくるスパムメール見ず知らずの人達から10数通そんなに求めてるのかそりゃあ大変ですわね 仮名コレクシォンが出来そうな位 - 先日見た、バケツに入ったうるさい骸骨の夢について、少し調べた。骸骨は、過去、挫折、敗退を示す、とあった。慟哭す…

せめて、モカを.

襤褸を纏った小さな骸骨がバケツの中から何か喚いている。お湯を入れてやると、えらく喜ぶ。少し怖い夢だった。ポーの小説を斜め読みして寝た所為だろう。 - ファーストフードチェーンの中でも、サラダとコーヒーで500円越える店もあれば、アップルパイと…

と ろ う !

企業説明会の為に都会に出る。営業のスタンダードな方法をかなり詳しく説明していただいたので、就職活動用メモではなくて、普段使いの手帖に書いておく(真実の程は分からないが)。また貴重なメモが増えた。 その帰りに、故障中のPCを修理に出そうと思い、…

ジュスティーヌ.

日付を見て、知人の誕生日を思い出す。早速メールを送る。 - 第二楽章は私には勿体無さ過ぎる程美しく、ロマンティック過ぎる。 第二楽章を心底愛すには、まだ若すぎる気がする。 - 外国文学を読んでいると、「美徳」(virtueの訳語としての)という単語が続出…

ベクトル達.

第一志望企業の一次面接を受けた。面接官を笑わせてしまった。しかもそのうちの一人は、一年前受けて落ちたアルバイトの面接官で、且ついつも行く店の店長だった。予想はしていたが、まさかであった。 もし縁が無かった場合、また店に行きにくくなるではない…

気にしい.

※面白くない投稿が続いていますが、ご了承ください。 意匠換えしたく思うのですが、ソフト類が入っている芝本さん(愛用PC)を未だ修理に出せていず、作業が出来ません。暫く、いい加減飽きたピンクで行きます… - 或る助教授を講義中観察する、という悪趣味…

蜂蜜入りアメリカン.

蜂蜜とシナモンをどぽどぽ注いだアメリカンを飲みながら、紙を書いて、速達で出した。それくらいしか、具体的な活動は思い出せない。 また鳩と地球儀のスタンプがくっ付いた封筒で来ると、好い。 - 昨日書店を冷やかした際立ち読みした、『「色の秘密」366日…

封筒をまもる.

古い雑居ビルの床、市松模様。 - 仙人掌食ってるイグアナか象亀の如く鈍く濁った舌と動作でアップルパイを咀嚼する。 街の塵ももうすぐ降るはずの雨に濡れ、一層汚らしく足蹴にされるであろう。 土に帰る事を生まれながらに拒否されているプラスチックの如く…

絃の黒錆.

今更だがもう一度適職診断を相談つきで受ける。適職一位:医師 キャリアカウンセラーの方と暫し無言になる。 人に訊かれて答えるという作業で、答えに一瞬詰まった質問は、自分がきちんと把握出来ていない事なのだ、と気づく。 - しばしば調子が悪くなる楽器…

わたしの見ている世界はあまりに狭い.

写真:カプチーノを作ってシナモンを機嫌よく振りかけたところ、勢い余って変な方向に散らしてしまった。古都の、改装した蜂蜜屋に今度蜂蜜を買いにいこう。 - 知り合い、特に引退した部の同期や後輩に、この日記がばれ、困惑し羞恥心に殺されかける、という…

雨読.

信じる事は、大変な事であり、大きな力を生み出し又人を支える軸になる。確かに根拠のあるものなんて殆どないがそれでも、たとえ不確かであっても、存在を絶対だと思う事は、相当の意思の強さを要する。信じる、という強さは、人生における他の瑣末事を圧倒…

仔猫の目.

道を歩いていると、なー と云って子猫が寄ってきた。つい最近生まれたばかりらしく、毛がほわほわと立っていて、まだ手に収まりそうな程に小さい。お腹を空かせて寄ってきたのだろうが、生憎あげられるものを持ち合わせていない(元来母から「あげたら着いて…

国内時差ぼけ.

前日は出発直前まで論文と格闘し、日付が変わるまであたまは研究で一杯だったが、幸福感のある眠りと家族旅行の呑気さの所為で、すっかり休暇気分に切り替わってしまった。 「舟遊び」、ドライヴ、美術館、アイスクリーム買い食い、家族旅行らしい旅行をし、…

家族をおもう.

法事後、家族・親戚旅行に行く。 - 祖母と父の兄弟家族が揃い、祖父の十三回忌のお経を上げる。一同揃って或る一人の人物を思い出し、各々に故人の事を想う、そんな日を持つ事はとても大切で素敵な事だと感じた。 すっかり貫禄が出た和尚さんがお帰りになっ…

ぬぬぬぬヌ.

金色週間(コンジキシューカン)中達成予定項目: 壱. 論文読み 弐. 縁取り策謀のあらゆる 参. 自室掃除及び衣替え 必死になるのよ。必死に。一紙一件一掃入魂也! - 親友の誕生日祝いのお誘いとひとのやけ酒は、断れない。 やる事が多すぎて、その「多すぎ…

差異.

昨日の続き、翌日の考察:実際酒と女と詩に没頭する厭世男子が身近にいたとすれば(似たような人はいた)、大嫌いか大好きかどちらかだろう。大変嫌な奴、という印象を持つ気がする。 - 地方自治体が設置している就業支援相談室に行ってみた。女性の雇用はまだ…