2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

鰺缶の日.

授業を終えた後、急いで電車に飛び乗り一府県先へ、セミナー会場に向かう。道中、地図を回して(地図は回すものではない、という指摘は受付不可能)、足を進める方向を迷っていると、おばさんが声をかけて下さった。おかげで開始十分前に会場入り出来た。私…

桃と妄想.

予習を明け方までしていると、翌朝寝坊し折角予習したにも関わらず、授業に間に合わない事がしばしばあり、今日もやってしまった。 文学(文学作品分析、解釈)の講義にうんざりする日々は、相変わらず続いている。理解は出来るが意義が分からない。 久々に…

清清しき一日.

自律して自立する。 身の回りの整頓をして、今後の研究と発表に必要な書籍を書店に見に行っていたらば、一日が終わった。 全部自分で、気が向いたら家事も、と思っていると、忙しいが沢山身体を動かす事が出来、頭も身体も清清しくなった。

傷つけなければならなかった.

遂に母に対して、長年の鬱憤をぶちまけてしまった。自分にも存分に落ち度があると知っていながら、人に意見する事、大好きな人を傷つける事は辛い。お互い甘えてたのだ、と思いを口にしてから実感した。叱られても良いから構ってほしいと思っいた自分がいた…

人類と仕事の重み.

今日の仕事、演奏会裏方:ドア開け、アナウンスキュー出し、余裕の笑顔 疲労したが、何とか目立った失敗もせず、終える。 - 苦悩、衝突その他困難を乗り越え、ひとつの事を成し遂げた人達の顔は、素晴しいといつも思う。必死の顔でも、どこか輝かしい。人類…

ひとり遊び.

発表の準備を進める。研究室のPCは、修士論文に取り組む一年上の人で埋まる。論文の事を思うと、自分のしている作業など何でもない様に思える事が恐ろしい。実際そうである(普段の課題何ぞなんでもない)事は経験的に知っている。 演奏会出演者に贈る為の花…

行間に棲む.

「めっちゃ読みたいのに、読む暇あらへん。折角借りたのに」本:『アナイス・ニンの日記 1931~34―ヘンリー・ミラーとパリで (ちくま文庫)』 そして刻々と、幾つかの図書館から借りている書物の、貸し出し期限が迫り来る。 - 一日休講の今日は、画集の一部分(…

まりこのしゅくのとろろじる.

ミスターイトウのチョコチップが食べたいのに、大学生協には森永しか置いていなくて、森永の4枚入りを大人しく食べた昨日を省みて、今日こそミスター、と思ったが、食べすぎと座りっぱなしの状況があたまをよぎり、今日も食べられない。先週も「ミスターイ…

ストックする.

思っている以上に精神は肉体と繋がっていて、時として肉体は精神に脅かされる、という事を体感し、今日の発表準備を半ばで放り投げ寝台に横たわる事数時間、その後その決断を後悔する(毎度の事ながら)羽目になった。家を出発前約一時間で完成させたわりに…

no good⇔not bad.

今を大切にしたい。けれども、「今」を突きつけられると「その先(ずっと?)」も見たくなってしまう。どうなるのだろう、どうするのだろう。 - 引退した部の定期演奏会が近づき、大学内での段取りリハーサルをした。レジュメを作成して筋を飲み込んだはずな…

「当たり前」地点でつっかかる.

毎日書いているにも関わらず、日本語と文章が下手になっていくのは、なぜなのだろうか。特に、助詞の使い方や、長い一文をまとめあげる力がお粗末である。毎日を書き留める事を始めて、やっと一年だ。 気づけばもう11月も後十日しかなく、焦っている。 ひ…

蒼い夢.

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの新曲「ブルートレイン」をラヂヲで聴く。イントロの電車が揺れる様なリズムを聴くと、色々思い出す。(寝台特急だと初めて知った。国内旅行をしたくなった)プラットホームで電車を待っているのが退屈で、前を通る貨物列車がゆっ…

共鳴器.

他の同期との英語力の格差と、先生の手加減を痛く感じる。時間はかかるし、今後も格差は更に広がるだろうが、自分で出来る事を着実に進め、何とか自信を保っていたい。感じる事が多すぎて、疲労した。 友人に誘われ、声楽の演奏会を聴きに行く。人の声は、数…

潤む硝子.

これから12月中頃までの毎週、何かしら発表を担当しているので、資料狩りに図書館に行く。懐が寒い為、30分少々かけて私鉄3駅分、人通りの激しくない通りを選び、散歩をしている気分で歩いた。近頃何らかの理由で熟睡出来ない所為か、いくら寝ても眠い。 …

絶望の淵から数メートル先.

力任せではいけない。かといって雑でもいけない。過不足なく且つ繊細、「外向き」の気持ちを要する。楽器を弾く、音楽を生み出す、という事は、誰にでも出来る事だが、真に人の心を動かす事の出来る音楽に近づく事は、何と難しい事か。 もう止めたい、自分に…

冷たいジラフ.

・風呂場でキリンを飼っている(普通の二分の一サイズの)。細くて今にも折れそうな足と、スムースな胴は、かなりの注意を払って扱わなければという気にさせられる。…ブラッシングを終えた後少しの間目を離していて、再び風呂場に戻るとキリンが風呂の角でう…

just a child.

中学時代の友人と会う。中学の最寄り駅に行くのは、7,8年振りだ。ショッピングセンターの棟が新しく出来ていた他は、変わらぬ雰囲気があった。その駅に着くまでの車窓からの景色は、殆どもう覚えていない。在学中の自分や同級生を少しだけ、記憶の底から…

雀を食べる.

お稲荷さんに散歩に行く。紅葉はまだなのか、もしくは紅葉する樹がもともと植わっていないのか、山は変わらず緑だった。大きな狐と重なる何百本の鳥居(とても妙な心地になる。異常に思える程だ)の中を暫く歩いた。 棲みついているらしい猫が厳かな身のこな…

自律.

久々に自室に掃除機と塵取りのローラーをかけ、徹底的に掃除をした。気力を養う為には、まず掃除が良い。 引退した部活の練習を聴きに行き(大学生は生き生きしていて良い)、その後引退した同期の呑みに少しだけ参加する。ビールと白ワイン(クーポンで一本…

今日は切なさ御免.

大学の最寄り駅の、出口への階段からはそらが見える。灰色のそれを見て、傘を持ってこなかった事を後悔した。数時間後、案の上雨に降られた。 大学は行事の為休講で、知らずに登校した私は、暗い部屋の扉を開けてひとり「不在」に唖然とした。楽器と勉学で過…

北京ダックの昼.

寝坊した後、外へ出た時見上げたそらはすっかり高く、青かった。感傷より紫外線の心配が、心に浮かんだ。 昼食に入った中華屋の内装(机や椅子、硝子や梁、食器等)は凝っていて、こんな風な部屋に一度は憧れるが挫折する、という乙女的運命を想った。吊るさ…

off.

いちにちおでかけ。ひとりのための、ふたりの日にする。 生麺の平たい(きし麺の様な形状の)パスタを食べた。もっちりしていて、食べ応えがある。 競歩選手とゴリエの勇姿を観て、電灯を消した。

やり場のない力.

時間割表を作成したのは良いが、沁みついている狂った体内時計は、いきなりは修正されない。明け方まで眠れず、案の定授業に遅刻しかけた。 嫌な癖を無くすべく、楽器の練習を授業後に少しする。基本技術を修正する事は、かなりの忍耐と時間を必要とする。な…

人生って….

買い物途中の道で神社の前を通りかかったので、久々におみくじを引いた。(百円だと思って硬貨を投入したらば動かず、よく見たら二百円、硬貨返却釦が見つからなかった為諦めてもう一枚投入す) 大体私が引くと、中吉か小吉、末吉、という、どういう感想を抱…

拾う神、有り.

スターバト・マーテル、今までスタバート・マーテルだと思っていた。…私にとってはよくやらかす間違いである。何度笑われた事か。やれやれ、またか。 就職活動をし始めると、メールボックスを整理する事が途端に面倒になる。 - 街の大きな雑貨屋で、銀色の精…

シナモン・ドーナツ.

今日の読書:『1973年のピンボール (講談社文庫)』『羊男のクリスマス』 村上春樹の作品を引き続き読み進めている。『ダンス・ダンス・ダンス』を図書館で借りる事が出来たので、明日以降読み進めるのが楽しみである。が、上下巻が一冊にまとまっているもの…

孔雀.

無心、とまではいかずともまあ、考え事はそこそこにして、歩いた。目的は一応有り、後は思いつくままの数珠繋ぎ状(というのはどのような感じなのか、うまく説明が出来ないが、此処の次は何処其処、という風に)に歩き回った。途中、古道具屋で徳利を見た。 …

虫.

古本市に、専門書だけを探しに出掛ける。欲しい書籍は山とあれども、一冊買い出すと止まらぬ気がしたので、別れを告げる。その上、その後ひとと待ち合わせをしていたので、品定めをする時間はなかった。結局何も買わずに、会場を後にした。 会場に近づくにつ…

よく飲みよく歩き.

珈琲、仮眠から熟睡、寝坊後レポート、珈琲、登校、珈琲(私信:夜君有難うv)、帰宅と夕飯、珈琲、作業、珈琲…テレヴィの影響では全くなく、口が寂しくなった時か食後には珈琲を取りたくなる。無かったら困る程でも、飲むと爽快になるという訳でもないので…

叱られて.

叱りと諌めに対する抵抗力がない、と教師に思われている様で、直接注意を受けた事はあまりない。私の周りで同じ過ちを犯した男子学生が注意を受けているところを見て、自分で悟れ、と云われている様にいつも感じる。 叱られると確かに、涙が出てしまう時があ…