2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

有る無し.

眼鏡を掛けたまま、化粧水を顔につけようとしてもがく。眼鏡を外さないといけない事を忘れていたらしい。眼鏡を掛けたまま、髪に櫛を入れようとして眼鏡を顔からずり落とす。眼鏡は弦があり、それに櫛が引っ掛かる恐れも忘れていたらしい。 - 「?」クエスチ…

キャラメルとシャンプーの匂い.

電話の付属機能である、カメラが壊れてしまったらしい。何度撮影画面にしても、待受け画面に戻る。そんなにハードに使用した覚えがないのに、衝撃である。日記の題字の背景画像は素材屋様から戴いているが、プロフィールくらいは自分で撮影した画像で、と企…

allegro non troppo.

そんなに性急でなく。 - 早朝から真っ白な気持ちで、楽器と勉強に取り掛かった。良くも悪くも真っ白であるが、そのうち「色」が差し込んで来ては、また抜けて行く。どの「色」を取り込んで良いものやらよく分からない。 金魚掬いで掬われて、無配慮にバケツ…

頭痛の日.

軽く二日酔で寝込む。寝違いかと思う程後頭部が痛み、足取りが覚束無い。…もう無茶はするものか、と誓いたいが、また無茶をし、二日酔の朝を迎える度に同じ誓いを立てるのだろう。 文字を追う事が出来始めてから、読書をする。西瓜糖の何たるかが、まだ見え…

酔っ払いの情けなさ.

哀しい返事を貰いそうな予感や、相手を困らせている予感がする時は、自分からそそくさと身を引いてしまう癖がある。もしくは、相手の為の(本当は自分の為だが)逃げ道を拵えてしまう。傷つく度合いは低くて済むが、何だか損をしている気がするし、何だかず…

knock the gate.

鬱で始まり、何も出来ず、ひとからの誘いも断る。音楽をかけるか自然音のみにして、動けない時間をやり過ごそうとするも、「動かないでいても、何も解決されない」と奥の方から自分の囁きが聞こえた事と、怠惰な生活への自己嫌悪で、少しの間だけでも出掛け…

或るクッションの生涯について.

先日、いつかのセッションの打ち合わせの為に、野外で楽器を弾いたのだが、その時無数の蚊に刺された箇所が未だに痒い。今年は去年と違い、部活を引退した為野外で練習する機会が滅多に無く、蚊の集中攻撃を受ける事が少なかったのだが、先日たっぷりきっち…

スプリイン.

「恋はひとを詩人にする。」…と、恋をしている人が云った、のだろうきっと。 「ロマンはインターネット検索で打ち砕かれる」と云わんばかりに、「恋はひとを詩人にする」で検索してみると、このフレーズを持ち出している方々は大抵、異を唱えておられるか新…

わたくしは猫であります.

血が足りない為、動く事を諦める。 が、結局出かける事にした。ぐうたらしている自分を許す事が出来ずに結局、赤や青の残像が瞬く視界を何とか押し開き、シャワーを浴び外出する仕度をする。 宵からウィスキー、ブランデー入り飲み物とその原液を出し始める…

麦酒のみ解禁.

勉強をしに、大学に行く。がしかし、愛車のブラウン氏が「出かけたいよ」という希望の光(反射光であるが)を、銀色のその車体から放っていた為、誘惑に負けてついつい彼に跨って出かけてしまった。向かった先は、いつもの古書店と書店、喫茶店である。眼鏡…

釣りにいく.

更新作業は思い立った時に。しかし思い立つときりが無い。じきにくらくらしだす。 - 「トラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・スパ・ゲッ・ティィィ!」 --「ネルソン・オルグレン宛アメリカの鱒釣りちんちくりん>を送ること」 雨の日は、雨の音を聴きながら、寝台に座っ…

ファイ&サイ.

φとψを見つめている。φとψが見つめている。 アンニュイな形である。メランコリックな組である。 - なかなか前に進めない者は、私だけでは決してないはずなのに、誰も周りにはいない様な気がする。きっと他の人は、違う「次元」にいるのだろう。 「いつかは捨…

貝の口.

どうしようもない事実と自己嫌悪で、呑みたい気分になり、勢いよくアルコホルの缶を空けたらば、案の定酔ってしまった。こんな気分で呑んでも決して美味しくはない。酔っても気持ち良くははならない。構って欲しさと御機嫌取りの為に、彼のひとにメールをす…

終わらない夜.

公開日記の何たるか、を忘却してしまったかの様な、ここ数日である。 - 祖母宅に遊びに来ているはとこ(いとこの子同士)と、折角の再会を大事にすべく、朝から出歩く。服を見、ランチとコーヒーを共に摂る。たまには服を他人に見立ててもらうのも良い、と思…

坂の上の風に.

pcを開こうとすると雷鳴が聞こえ出し、諦めて茫然としていたらば、眠りに落ちてしまった。二日後提出期限の課題が、一向に進まないまま。 - 自分は、茹だる様な暑さの中、なぜわざわざ汗をかいてまで歩いているのか。一体、何に向かって歩いているのか。坂の…

浮世.

五山の送り火で検索をかけて此処にいらっしゃる方が多い様だ*1。そう、今日はお盆の最終日、送り火の日であり、私も早めに課題を上げて出かける予定である。人込みが予想される行事は、いかにうまく穴場を見つけるか、という点に快適さが掛って来る。(前に…

世界は等しく風化していく.

終戦記念日、何ともう60年が経つのか。忘れてはならない事(ご本人達にとっては、必ずしもそうでは無いだろうが、戦争を知らない者達にとっては)を忘れないように伝えてくださる方々や事物、記憶が、こうして仕方なく摂理として時を経て失われてしまう事…

釦と殻.

小旅行同行人のお蔭で二日間、三食まとも過ぎる食事(特に量に関して)を摂る事が出来た。よって、少々、体脂肪が増した予感がしている。 帰りの電車内は、二人して睡眠時間に当て、きっちり終着駅まで眠りこけた。直ぐに別れてしまう事が惜しくて、夕食まで…

traveling.

城之崎温泉に旅立つ。束の間の至福。 bon voyage! 私。 ^^^^^^^ 九時過ぎに鈍行のローカル線に乗り込み、昼に到着す。城崎と云えば海産物、という事で、海鮮料理を出す店にて昼食、蟹玉丼を食す。「蟹蒲(鉾)ぢゃない…」と喜んでいたらば、同行人に笑われた…

お三時のまどろみ.

気になっていた珈琲屋でストロングコーヒーを戴く。柔らかで甘い具合のコーヒーも好きだが、食後や早い午後はしっかりとしたコクのあるコーヒーが飲みたくなる。 同行人が居る場合、私が決めた店で「おいしいわ」と云ってもられると、何だか嬉しい。(選択に…

over!.

電車にて、私によく似た(と自分では思う)人を見かける。世の中には自分とよく似た人が3人はいるのだ、という俗説があるが、先日別に一人見かけたので、後もう一人いるらしい。或いはすべて、私のドッペルゲンガーかもしれないが。 いずれにしろ、今日見かけ…

missing.

講義終了まで後一日。べたべたに疲労す。

認知.

新しく始まった講義は、珍しく朝から夕まできっちりとある様だ。 文学専攻の者が多い所為か、言語理論の講義は突っ伏している学生が多い。元気なのは、専門分野なので張り切っている私だけだ。 人間とコミュニケーション、ネットワーク、心のはたらきに焦点…

hanabi.

講義で終わる一日。 - 毎年恒例の花火大会が、私の地元で開催されていたらしい。地元住民であるから知っていたのではなくて、帰宅時の駅で浴衣姿の美男美女を多く見かけたからである。 自室からは音は聞こえるが、肝心の「花」が見えない。浴衣姿の人達はと…

knife.

なんだ、気分と集中力次第なのだ、結局は。 - やるべき事が山と有る時、という日は、余計な事を考えずに済む。ただただ、翌日の講義の準備をするべく、教科書に赤鉛筆で線を引いていた。もともと筆圧が濃い所為で、無駄にすり減っていく赤鉛筆を、カッターナ…

静けさや.

どう一日を無理なく過ごそうか、という事は、身体に訊いてみれば良い。 - 近頃、助詞の置き方で間違いを連発してしまう。日本語を覚えたての外国人の如く。日本語をうまく話せないならば、一体何語なら満足に話す事が出来るのだろうか。情けない。 - 世界は…

grün.

晩にpcを開く気力がなく、二日分の日記を図書館のpcから更新した。図書館からは、大学の緑がよく見える。お粗末な大学だが、緑と周辺環境の良さはなかなか良いものである。心なしか、酸素が多めで呼吸がし易く感じる(実際はどうかしらない。或いはマイナス…

maze.

集中講義が、私の専門分野に入った為、一言たりとも聞き逃すまい、として勢いづいている。 人は、ものを仕分けして名づけ、声に出す事で、世界を認識している。人があり言葉があるのか、言葉があり人が作られるのか、その議論は人をメイズに引きずり込む。深…

レエルロオド ソング.

火傷した左の親指の痛みが取れない。熱冷ましのシートでも貼って外出するか。コンチェルトの合わせ練習も含め、今日は楽器を弾く予定であったのに、これでは集中出来ない。 プロであれアマチュアであれ、楽器弾きにとっては手は命である。気をつけよう。 痛…

活魚.

集中力が途切れて体力が底を尽きると、もともとあまり聞き取れていない英語が、単なる単語の羅列にしか聞こえなくなる。もはや、コミュニケーションツールとしての言語では無くなる訳である。この夏は少しでも、英語力を向上させたい。 - 今日で試験期間が終…