桃と妄想.

予習を明け方までしていると、翌朝寝坊し折角予習したにも関わらず、授業に間に合わない事がしばしばあり、今日もやってしまった。
文学(文学作品分析、解釈)の講義にうんざりする日々は、相変わらず続いている。理解は出来るが意義が分からない。
久々に外で豚カツを食べた。楽しい雰囲気は美味しい食事の条件である。横浜に行っていたひとから、電話で撮影した写真(氷川丸、みなとみらいと観覧車、北京ダック、パンダ)、と桃まんを貰った。桃なのか何なのか分からない甘い匂いと美味しそうな色が、餡についていた。本格的なものなのか、濡らしてラップをかけ、電子レンジで暖める、という蒸かしかたが、半分通用しなかった。次回はちゃんと蒸し器で蒸らして、ほかほかを食べたい。

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果物は、ものによって、何の為だか分からないような変わった形をしている。大抵丸い。
桃には「可愛い」「美しい」というより、エロティック、という位置づけをどうしても与えてしまう。色と云い香と云い感触と云い、生気と魅力が満ちた果物だと思う。
桃まんは、本物の桃とは違い、イノセントな雰囲気を漂わせている。肌理細かい白い肌に羞恥の赤を浮かべる少女の様、とは妄想のし過ぎだろう。