大学の最寄り駅の、出口への階段からはそらが見える。灰色のそれを見て、傘を持ってこなかった事を後悔した。数時間後、案の上雨に降られた。 大学は行事の為休講で、知らずに登校した私は、暗い部屋の扉を開けてひとり「不在」に唖然とした。楽器と勉学で過…
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