ブズーキ:

リュート
・復弦(2本、同じ弦に調弦して、2本一組として扱う。共鳴を与える為だろうか。一本だけとは響きが違う。)の撥弦楽器(ピック、バチ等何か道具を使って弾いて音を出す楽器)である。マンドリンも同族で、似たような構造を持つ。(世界各地に、類似した楽器がいくつか存在している)
マンドリンよりも、ネックが長い。
ギリシャのブズーキは、ボディーが丸いが、アイリッシュで使われるブズーキは、アメリカ・ブルーグラスで使われるマンドリンのように、平らなボディーを持ち、また違う音がするらしい。
・聴いている限り、ギリシャのブズーキは、主にメロディーラインを奏でているらしい。
・概して、撥弦楽器は、ヴァイオリンなど上流階級に好まれる楽器とは違い、その奏法(ワイルド・・・)と見てくれからはしたなく、野蛮な楽器とされてきた。マンドリン然り。

CD:
ノンサッチ・エクスプローラー50 28 Greece<<ギリシア>> ブズーキの魅力
ヨルダニス・ツォミディス(ブズーキ)録音 1960年代後半