定期演奏会.

やっと、大学4年間の楽器生活がほぼ、演奏会の閉幕(実際あのホールには幕は無いのだけれど。)と共に、終了した。約520人の観客に拍手されての終了は、何とも言葉にしがたい無性の喜びである。
最初の曲でソロが終わり、まあ演奏会4回目の余裕もあってか、数センチ先にお客様がおられ(ついでに、弟子が耳をそばだてていたらしく)るにもかかわらず、比較的楽に弾けた。直前まで大いに悩んで、誰にも話せずどうなることやら、と思っていたけれど、ヒトは窮地や追い詰められた先では、どうにかなるかどうでもよくなるもの、らしい。…逆に云えば、どうにもならぬ事はどうにもならぬ。

やれやれ。
人間と音楽の魅力を伝達出来たならば、幸いである。
すべてをかけて、注ぎ込んでまで、音楽活動を続けられたのは、一重にいろんな人の助けと支えのおかげである。まず両親に感謝したい。
みんなありがとう。