good grief.

やれやれ。

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喜び溢れる降誕祭の夜に、御機嫌ナナメのひとの相手をした(電話で)。「お休み」を言い合った後の周りとの「温度差」と云ったら、救世主もサンタ氏も笑い鬼も驚きのちぐはぐさだ。何だかとても妙な気分に成れた。

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伊福部昭の音楽を聴きながら、PCに向かっている。なぜ、この音楽が好きなのか、分からない時が多々ある(愚問かもしれない)。日本人作曲家で、武満徹伊福部昭鈴木静一(あまり知られていないと思うが、昔の東宝の音楽担当)、が特に好きだ。沁みる。なぜにこんなに沁みるのか、やはり分からない。日本人は一体何処からやってきたのだろうか。
特に、伊福部昭氏は、北海道は釧路出身、ということは、多少なりとも土俗的なもの、アイヌ的要素も、その創作に含まれている、ということになる。自分の「血」の在り処をさぐるとは、とても妙な感触だ。

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徹夜したまま、一旦眠るのが面倒だったので、早々と大学に行く。
が、研究室のまん前で配線工事が始まり騒音に悩まされ、作業を諦めて、昼食ついでに外に出る。行き着けの本屋[新刊取り扱いと雑貨、ギャラリー付き]で古本市が開催されていて、暫く本と向き合う。目の保養になるような本は、学生にとっては贅沢で無用の品<随分安価だったけど欲しかったけど と我慢し、新刊ではなかなか手に入れにくい学用書を購入。お腹が空くまで居座ってしまった。
本を見つめる事は、ちっとも飽きない。
いつもの喫茶店で「お昼ごはん」という名のランチを食べる。それは本当に「お昼ごはん」という内容で、今週は[ロールキャベツ、大根とわかめのお味噌汁、玄米ごはん、ほうれん草のおひたし、香のもの]。
外でロールキャベツやその他箸使いが厄介なものを食べるのに、いつも苦心するので、恥ずかしい。その辺頭が悪いのが、私だ。
論文に必要な本をだだっと買い込みに、大型書店に行ってから帰宅する。近いところの書店に行きたいのに、その書店の棚が(私には)高すぎて、需要の滅多になさそうな専門書には、大抵手が届かない。踏み台もない、店員をいちいち呼ぶのも億劫なので、パソコンを担ぎながら、少し遠くまで足を運ぶ。
徹夜と疲労の所為で、帰宅後寝転んで、気がついたら夜中だった。とほほ。