一日にして成らず.

バレンタインだが、何か。本日は部活(卒回生追い出しコンサート練習)なのだが、このクラブは毎年この日には、手作りチョコレート配布大会が催される。よって、手作りの配布等気恥ずかしく自信の欠片も無く、或いは時間も甲斐性も無い私は、決まって鬱な日と成る(女性として、浮く為)。…とりあえず、食べ物はあげない。

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出演する演奏会(無料公開)が今月20日に迫っている…そして急遽、チェロ(セロ、マンドチェロ、マンドロンチェロ、―セロ。ヴァイオリン系でいう、ヴァイオロンチェロ。大きい低音の楽器。うちの部ではセロと呼んでいる)とマンドリンの二本でアンサンブルをする事に決まったのが5日前くらいで、後6日で本番である。どうするのか。ラフマニノフ「ヴォカリーズ」、ドヴォルザークユーモレスク」、曲は良いが果たして仕上がるのか、今日から練習を開始する。
加えて、先週土曜に追加された一曲中の弾かねばならぬソロは、リズムがややこしく最高に苦手なパタンであるが、それも20日までに仕上げねばならぬ。
一月、二月は切羽詰り月間の様だ。痛い。

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過去の日記を遡ってみれば、意外にマンドリンについて書いている日が少ない事に、気がついた。

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久々に、見ている時は(多少なりとも)幸せだが、覚醒と同時に絶望のどん底に落ちる種類の夢を見た。甚だしく鬱な一日になる。
セロ弾きの相棒(目下卒論発表準備中)に待ちぼうけを喰らい(彼は「焦らす」タイプに違いない)、空腹を擦りつつ待つ事4,5時間後やっと練習を始めたのはいいが、お互い音を未だ拾いきれていず、曲がなかなか流れない。ひどく疲れた。明日も頑張る。
本格的に鬱周期に突入してしまったらしい……少し好い事楽しい事をしたり、静かな環境で寛いだりし、どうにかこの無力感と倦怠感から脱却せねばならない。一方で、どうも寂しいらしい。「今も消えない明日への焦り」。