耳、稼働.

先日の個人的座布団没収…
某ドーナツ屋の看板、ポン・デ・ライオンが、自分の尻尾であり栄養源であるポン・デ・リングを食べる際の擬音語について(CMでその姿が見られた)、
「もちもち…」でなくて「もりもり…」だと思っていた知人が居る。
彼曰く「え、もりもり(※喰らうのか)、やと思ってた」。
可愛くないので、ボッシュート(違)

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図書館のクラシックCDの棚から、気になるCDを制限ぎりぎりの枚数、無料を良い事に引っ張ってくる。引っ張り終えるとどうしても、音楽家に偏りがある事に気がつく。馴染みの無い音楽家交響曲等は、体力と充分な睡眠時間が無いと、最後まで聴いて居られない。次回は勉強の為にも、今まで聴いて来なかったものを頑張って聴くようにしたい。ベートーヴェンが好きなので、以後はハイドンに挑戦したい。モーツァルトの協奏曲等、幾つあるのだ…全部聴いて味わうには多すぎる… 音楽はやはり、常々思うように、時間とお金を喰う。 ベートーヴェンメンデルスゾーンショパン、リスト、ラヴェルラフマニノフチャイコフスキードヴォルザークシベリウスバルトークを借り出し。ショパンフォーレラヴェルドビュッシー〜サティ〜ラフマニノフ周辺が好きだ、ロマン派と印象派、というのだろうか。過渡と反抗、変化が其々面白く、其処から覗く同一性が面白いと思っている。今回借りた中では、ラフマニノフの自作自演の音が気に入っている。演奏は、もう一枚同じ曲をアシュケナージが演奏しているものを聴いたが、それも好き(しっかりしたタッチと解釈が美しい)である一方で、古い音源の独特さと本人の解釈による演奏には、惹かれるものがある。ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番・第3番
ラフマニノフはその激しく美しい旋律に戦慄(ぇ)、悶絶(ぇぇ)する。ピアノ協奏曲では第二番ハ短調が人気らしく、ハ短調好きの私も例に洩れないが、個人的には第三番の方が好きだ。しかし、何であろうか、第三楽章のテンションがどの作品も異状だと感じるのだが…その点、毎回聴く度に首をかしげてしまう。ロシア音楽の色彩も面白いが、たまにテンションについて行けない時がある。
もう少し勉強しよう。
防音効果と上等な再生機付き大部屋が欲しい…もし金持ちになる事があれば(小者なので、そんな事はまず無かろうが)まずそれを作り、夜と老後は其処に引き篭もりたい。少なくとも、もし蓄えが将来出来たならば、音楽専用マンションに住まおう。
(…薄い内容)

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リストのメフィスト・ワルツ第一番「村の居酒屋での踊り」は、曲から情景が想像出来ない、私には。無念。
「調のないバガテル」>「私は調性を抹殺したいのだ」(1873)協和音の否定、伝統的な調性の否定、因習的な形式の否定等 …伝統はそれが良いと長年に渡り思われてきた為「伝統」なのであり、今も「良い」と感じるが、たまに伝統を壊したものが有り得ても、否定すべきでは無い。リストのそれは、充分に面白いのだろう、分かる人には(私には分からない)。

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楽器、勉強、読書、清掃。

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次は花見酒を…という約束を後輩としたのは良いが、花見酒、花見、と聞いて、途方も無く切なくなる。何が切ないのか、分からないけれど、今まで読んできた数々の小説や触れてきた情景を思うと、だろうか。それらが原因では無い、とは決して言い切れないが、なぜか痛い季節なのだ。過去のこの時期在った感情を思い出してしまうから、という原因の可能性も無きにしも有らず。
春は別れと出会いの季節で、出会い即ち別れ、別れ即ち出会い、である(後者は想像)。
もうすぐ、私達は出会ってしまう。