ふてくされ.

上手な人のマンドリンは、音が粒でなくて流れで聞こえる。時に歌声にも聞こえる。

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自室の片付けを再開する。一度始めてしまうと、隅々の埃取りが楽しくて仕方が無くなる。後、本棚の整理(本の配列を考える。ex.背の高さ、ジャンル・・・)も楽しい。綺麗に並べてほくそえむ自分は、案外本の収集と美観、オブジェ的要素に執着する性質なのかもしれない。(凝り出したら費用が嵩んで仕様が無い行為だ)

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クラブのOBさんの頼まれ事を果たしに行くと、御飯とお酒までまたもやご馳走して戴いてしまった。いつか自分も、こうして後輩に食べさせてあげなければ、と思う。実行する為には、早く一人前に稼げるようになる必要がある。
OB氏曰く、私の顔が緩んでいるらしい、少し肥えたか、と。確かに三月は呑気にしていた為、当然か。四月で挽回する。

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表面的付き合い、本音と建前、自己満足な気遣い等、現実の人間関係で当たり前に在る事なのに、どうしても真剣な付き合いを望んでしまう私は、とても不器用だ。そうして「なんだよぅ(こっちは真剣なんだぞ)」とふてくされるくせに、「放っておきたい人」に対してはドライな自分を省みると、自分も他の人と変わらず「自己満足」のカタマリなのだなあ、と思ったりもする。でもやはり、不器用というか変というか、今日もふてくされる自分が居る。好きな人たちに対しても、見知らぬ人たちに対しても、今関係している人たちに対しても。生き難い。

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ふてくされが度を越して、鬱を通過し、思考とオーラがカオス入りしそうな時、熱い紅茶と音楽を環境に茫としてみた。そこへ、先に半分酔った状態の時に送ったメールの返信が来る。他愛も無い内容を送ったにも関わらず、その人らしい相変わらずの几帳面さと優しさで(本人はテキトォに送っているつもりで、自覚は無いだろうけれど。自然--ジネンの動作程人柄と育ちを表すものは無い)、自分に応じてくれるその気持ちが沁みて、泣いた。
有難う。

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maya.さん[いとづきかかりて]と買い物に行きたい・・・