otto.

Otto.
"its two soft o's flanking the pair of gentle
consonannts"  <V.Nabokov
品のある、とても良い響きの名前だと私も思う。ちなみにottoはイタリア語で「8」を差し、何となく8という数字も私は好きだ(日本人だからだろうか)。

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ぎゃぼんぬ! 予習地獄で、まざみゅ(まさやん/アジカンのラヂヲ)聞き逃してもーた・・・ショッーク。

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マンドリンの音は、チェンバロのそれに少し似ている、と、バッハの平均律クラヴィーアを聴いて思った。絃の材質が似ている為かと考えたが、どうやらチェンバロは、絃をハンマーで叩いて音を出すピアノ(つまりピアノは打楽器)とは違い、絃を弾いて音を出す撥弦(プレクトラム*1 )楽器らしい。マンドリンも弦をピックで弾いて音を出す撥弦楽器のうちのひとつであり、その点でチェンバロと同種である為、音が似ているのだろう、と無理やり結論づけてみる。
以前「マンドリンって、大正琴みたいな音がする。なんだあ、そんな音なんかい・・・」と云われた事がある。もう何とでも云ってくれ。
要は、金属の音がする、という事だろうか。

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勉強と睡眠の為に早めに帰宅したところ、家のものは皆外出中で当然自宅は施錠されており、いざ開けようと思った時、自宅の鍵を持って出るのを忘れた事に気づく。母が帰宅するまで、玄関先に佇む事数十分。買い物に行くにもお金と気力がなく、靴が雨の所為で濡れていて散歩に出る気も起こらず、何も出来ずに立っていると、隣の家の夕飯の匂いと「今日は肉じゃがー?」という歓声が届く。泣きそうになった… こうして締め出しを食らったのは、実は初めてではなく、今回で恐らく三回目くらいだろう。毎回泣きそうになっているが、実際は泣いた事はない。一回目は確か、小学校低学年の時で、何時間も庭や玄関先をうろうろして過ごした覚えがある。…少し懐かしくなった。そして、大人しく単に佇んでいるだけ、という融通の利かない自分の性質は、変わっていないな、と自嘲しながら、母の帰宅を今日も待っていた(途中愚弟とメールをしたが)。

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恐らく特別な香料をつけていないであろう女性が、自然に香るのは、何の所為なのだろうか。使っている化粧品の所為なのだろうか、何なのだろうか・・・少し羨ましい。
外では今、ジャスミンが盛りを迎えている。
お出かけ服を選ぶのが、容易く経済的に優しい季節になりつつある。ひらひらした綺麗なキャミソールを一枚購入、週末のお出かけ用に。

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もうしらない。(と云いながら、振り返ってしまうもの)

*1:プレクトラム=「鳥の羽」の意。昔絃を鳥の羽で弾いていた事から。リュート等が有名