ラフマニ.

身体が動かない為、殆ど寝台の上で、「どうしよう」という事や臆病な事ばかり考えていた。暇人といえば暇人である。そもそも、こんな事が出来るのは暇人である証拠である。
雨が降って、時々止み、また激しく降る様に、私の「電燈」も点いたり消えたりしている。

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ラフマニノフを聴く。アシュケナージ氏のピアノが、私には一番しっくりくる。交響曲を指揮する彼の解釈は、感想を書く事が出来る程にはよく分かっていないが。
一方で彼のひとも、私とデュオで弾いたラフマニノフを聴いていたらしい。今となってはエロい、という意見が届いた。私はグロテスクだと思う(つまり、そんな生暖かいものではない)。(…とこれは内輪の中の内輪の話、ひみつ)