三面鏡のなかの.

昨日に引き続き、セミナーに出掛ける。大学三回生とディスカッションする事は、意外に楽しい。皆より数年余計に生きているだけあり、自分は皆より冷めた思考も持ち合わせているが、一緒に頑張るという柔らかな気持ちもまだ忘れていない。「勉強してます」「就活してます」というやる気で光り輝いている人もいれば、「よく分かってません」という顔の人もいる。行き先はそれぞれでも、落ち着く先で同じくらい成長していくのだろう。心配する事はない、自分の出来る事をやろう、見つけよう、と思って動くと、幾分楽だ(余裕が生まれる)という事に気づく。

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ひたすらエレベーター嬢役を務めた。気を遣って先に降ろしてくれる男性は、きっと「扱い慣れている」のだと思う私は、屈折しているのだろうか。

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ひとりの為の場所にふたりで行くと、「ひとり半」の奇妙な心地になる。ひとりの自分、ふたりの内のひとりの自分、ひとり半の自分、すべて自分なのだけれども、気分がそれぞれ違う。人は誰しも、多重人格なのだろう。

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今年も後一ヶ月とは、信じがたい。まあ例年よりは、無駄な一年ではなかった。