きみにしゃららら.

蕾は蕾の美しさがある。
桜がちらほら咲き始めた。花見は土曜に行く事にした。人込みが厭だが、予定の融通が利かないので仕方が無い。

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気晴らしに、古書の街を初めて散策す。押し黙って客に目を光らせているか、電卓又はPCのキーを叩きながら本の裏表紙をぱたぱた云わせているか、馴染みの客と談笑の花を咲かせているか、どれかという、典型的な古書店(又は古本屋)の風景が広がっていた。
どの店も、特色があっておもしろい。いつか地図を書きたい。どんな雰囲気、どんな店主、どんな種類の書籍、それらを全部書き込んだ地図を…当分頭の中に保存しておく。お金持ちぢゃなくて良かったと思う。あればあるだけ、注ぎ込んでしまうだろう。
音楽の余白から』『樹の鏡、草原の鏡』(武満徹著)を格安で発見、これぞ出会いである。伊福部昭の著作には、まだ出会えない。

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おにぎりを作って出掛けた。竹皮が有ったので、包んでみる。
春になると、お弁当に挑戦したくなる。母が作ったお弁当の中身は、大抵黄色か茶色だった。それはそれで美味しかったが(玉子焼きに肉類、煮物)、見た目も美味しいお弁当に挑戦してみたい。
小林ケンタロウが、小林カツ代の息子だと、最近気がついた。何の不思議もない事なのに、なぜ今になって気がついたのか分からない(時時そんな「知識の隙間」に気づく)。しかしなぜご両人の料理はあんなに美味しそうに見えるのだろうか。けんたろう、という名前を聞くと、料理がうまそうな人だ、という、その人に対する既成概念が瞬時に出来上がる。

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一番行きたい業界を、知らず知らずのうちに検索していた(**とも云うべき行い…)。絞っている場合ではないのは分かっている。そのくせ、一番行きたい会社は未だ見つからない。