これでもか.

練習を休んで、面接と説明会へ行く。一日でもPC立ち上げを怠けると、各就職サイトとフリーメールの受信箱がたちまち一杯になる。処理は欠かせないが、時時どうしても滞る。

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いよいよ寝台が老朽化してきた所為で、腰と首が痛む。マットを敷く、という案が出たが、雨続きでなかなか布団が干せず、当分叶わない。

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面接は「残念な」予感がした。筆記は得意分野が出題された為、問題なくクリアできただろう。入社したい、と思っていてもきっと、面接慣れしていて又大して入社への気持ちがない人の云い分に負けてしまう。生々しい気持ちをもっと具体的に出さねば、と思うが、やはり苦手の様だ。この壁は高い。しかし早急になんとかせねば、内定が取れないだろう。

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「頑張って」と云われると、まだ頑張れてないのかと思ってしまう。例え頑張ってなさそうに見えても、自分だけは自分に「今日も頑張ったね、明日も大変だけど頑張ろう」と云いたい。
失敗の悲しみと疲労が混じった落ち込みが、嬉しい励ましであるはずの他人からの「頑張って」という言葉を非難の言葉に変えた。両目から一筋の涙が落ちたが、ハンカチでそれを拭って跡を消す。次も頑張ろうね、私。

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お香を扱う会社の書類を書く為に、試供品を焚く。お香は嫌いではなく、本格的な香炉まで求めた事もあったが、家族の気に障るといけないので普段は焚かない事にしている。特に、紙類が散乱している自室で火を扱うと、相当の心配をかけてしまう。
今回は仕方がないので、火を点けて嗅いでは消し、という味気ない作業で済ませた。それでも自室に母が飛んできたくらいである。
香りは嗅がされるものなので、時に暴力になる。