放っておけ.

会社のお客さんから電話を受け、社外に呼び出されたが時間通りにつけず、しかも場所も知らない為に、見知らぬ土地でパニック状態に陥る、という悪夢を見た所為・・・ではなく、単なる前日の夜更かしの所為で起床が遅れた。
鞄と服の準備をしているところへ、母の、張りのある声が階段下から響いて来る。しかも二回も、である。更に、出掛ける時になって、定期券は持ったか、と訊かれた。
これが「パラサイトシングル」か。子どもぢゃあるまいし。母にこんな注意をさせてしまう程頼りない自分も子どもっぽく、子どもを放っておけない母も親っぽい。
互いに独立せねばならない。出来るだけ早いうちに。

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現実入門』にはしてやられた気分だが、こういうのは、真に受けずにフィクション又は小説として読んでしまう方が楽しい。どんな歌を詠むのか、なんとなく想像がつくので、この人の歌集を読みたいとは特別思わない。
40数歳でも結婚出来るコツって何か知らん。