居心地微妙.

昨夜、風邪の猛威にあれだけ唸って(心の中で)いたのに、朝になると熱が下がっていた。首元を暖めつつ額を冷やして、薬を飲用した上で爆睡しはしたが、こんなに直ぐに治癒するとは想像だにせず。過去最速の解熱速度である。馬鹿の力はすごい。…しかしまだ鼻と喉を引きずっている。ここ数日で冷え込みが厳しくなるというから、再度発熱せぬよう、気をつけねばならない。


何処かで買ってきた例えばお茶等を呑んでいて、ふと上などを見上げた先にその品の広告があると、大層妙な気分になる。移動したい。
....広告に海老様が居た。ついでに向かいの席に、イケメンが居てぼぉっとこちらの方向で目線を漂わせていた。...美観で無くてすまなくなる。


そしてその後乗った地下鉄内で、山伏の一行に遭遇した。ご一行は笑顔でご歓談されており、威厳も何もなく、ただただ私の目は漂い、口角がピクつくのみであった。こんな場合も、居場所に困る。


本日も昨日に引き続き、マンドリン演奏団体の演奏会に足を運んだ。観客席に就く際、いわゆる「それらしき二人連れ(疑い含む)」の横に就いてしまうと、途端に居心地は微妙になる。特に彼彼女が顔見知りの場合は。


夕飯を食べに、カフェ(久々の贅沢)に入ったが、目線を数度送るまで暫くメニューと水が来なかった。…無視であろうか。もう店員もお疲れの時間帯だからか…。「食事と一緒に」と言っておいたはずのコオヒイも、一緒に来ない(食後に来た)。メニュー待ちの時間と、食後の飲み物待ちの時間が、飲食店に居る時一番微妙な時間である事実は、わりあい一般的では無いのだろうか。私がせっかち過ぎるのかもしれない。今度から、ゆったり待つ心がけをしようか。


結論としては、私は何処へ行っても微妙なのかもしれない。能動的に頑張ろう。