暖める場所.

僕の心が何処にあるのかを、知りたい。

否。
風邪の所為だといいが、頭痛が止まない。とりあえず、首巻に懐炉を仕込んで巻いている(羊さん型巻物)。これが結構楽でよいが、頭痛自体は止まない。逆に冷やすべきなのだろうか。


贈り物選び、という行為が好きだ。が、余裕(懐や時間、気分)が無い時の贈り物選びは、不毛な気分しか生じない。第一、お金を使いまくっているのに、自分は何も得るものが無い。しかも、相手にあげても反応が良いか、全く不明である(特に義理でしかない時)。満たされている時を狙って、行為に踏み切った方がいいらしい。
…何のハナシをしているんだか。

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晩は呑む。そして独りで始発を待つ事数時間。
場所はあるけれど、意識が飛ばせない場所(飛ばせる場所では「飛ばす」という解決法が生まれる)では、きまって何か厄介な感情に襲われる。ひとは誰しも孤独なのだという孤独感、大学卒業なるかという不安感、あと寒さに耐える夜は、とても厳しかった。やはりまともな生活が必要か。

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卒業式で着る袴を選んだ。やはりあれは、早く選んで予約してしまうに限る。機会を逃すと、選ぶ余地がないはずだ。着物を初めて選ぶ時というのは、誰かアドヴァイスしてくれる知人を連れていくに限る。気に入ったものと似合うものとでは、違う様。案の定、普段ならば着ないような色合いのものに決定した。面倒くさいので晴れ着なんて気が進まぬものの(たとえ記念であろうとも)、まあ着てみるか、ということになった。