宙.

深酒の結果は、よく分からない質の睡眠のみ、二日酔も無く(未だ未経験)、きれいに朝を迎える。まだまだ若いらしい。

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今日出来た事:
図書館へ課題に関する文献を狩りに行く。
通学先で茫とする。以前から気になっていた菓子司で、昼食代わりに名物玖豆善哉を食す。非常に美味。その土地ならではの上品さと、奥深さを湛えている食べ物だ(白玉入りの、ぽくぽくの大納言小豆で拵えた程好い甘味の汁に、とろりと餡かけのように葛がのせられている)。お腹を満足させた代わりに、電車賃と運動の為に何駅分か歩く。その途中で、古本屋にちらりと立ち寄る。よく見かける本でいつかの試験問題でも見かけた事があるものを、いつもなら「また在るよこの本…」でスルーするところだが、課題で突然必要になったので今日は購入する。本から「ざまあ」と云われたような気がしている……しかも三百円なんて…。名著だとは思う。記号論への招待 (岩波新書)
今日出来なかった事:
行きつけの美容室が、今日は休みだった。髪は思い立った日に何とかしたい性質なのだが、近頃この一店のみにお世話になっている為、下手に他の店に行けず、明日に回す。
地元で茫とする時間が無かった。自宅を出た途端、雪混じりの突風に遭う。今日は何処も極寒だ。

たまには(本当に久々に)素肌を曝して外出するか、と歩いていたところ、そういう時に限って、見られたくない人に遭遇したりする。どういう確率なのだろうか。

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新しい眼鏡を購入してから、外出するにもかけて出歩いている。さすがにものが良く見える。見えて嬉しいのは、意外なことに、星だった(人の顔や標識は別にどうでも良い)。 やさしく、ちいさくかわいい光を、久々に何とも愛しく感じられた。
「見上げてご覧 夜空の星を…」
すこし元気が出た。

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夜空を暫く見渡していると、昔よりも随分飛行機等の、星以外の光が目立つ気がする。…未確認飛行物体も、あの中に混じっているのだろうか。宇宙は未知だ。

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さて、勉強するか。