一旦、御仕舞.

27日は追い出しコンサート&コンパ(略して通称「追いコン」)で、演奏して呑んで雑魚寝の山に加わる。28日、意外に早くすっきり目が醒め、解散後、いつもの書店にていつもの喫茶店の開店時刻を待つ。次第次第に眠気と倦怠感に襲われ、耐えるのに苦労した。それらと一生懸命格闘する時、「嗚呼、生きていくってこんなに辛かったんだ……」と私はなぜか実感する。…不条理かもしれないが、実際かなり辛い事だ、という事は他に理解していただけるかと思う。
本と早い昼食を貪った後、急ぎ帰宅と就寝。コンパの次の日は、「寝る」のみと決めている。無能化した身体には、何も求めない。

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ときおり、「勢いで読んで楽しむ」本が欲しくなる。現代の日常的小説を求めて、数時間でざっくり読んでしまう本を、この日も書店を徘徊して衝動的に購入する。そしてそうした本は、いつかまた本棚から抜き出して、今度はじっくり味わう、という楽しみが後に残っている為、決して無駄でも「読み捨て」用でも無い。良い本は、どんな読み方をしても良い(持論)。
文庫化した事が正直嬉しくて衝動買い>泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)