潮汁.

部屋の片付けをそろそろせねばなるまい。完了させなければ、私の弥生は始まらない気がする。自室の散らかりの第一要素は紙類・書物の為、まずそれらを収納する道具を購入しに街に出る。なぜかついでに観葉植物が欲しくなり、ガーデンセンターで安価で小さな緑を求める。暇そうな若いにいちゃんの群れが、わいわいと騒ぎながらサボテンを品定めしていて、何だか可愛らしかった。
緑は、小さく丸っこい葉に、茶色で艶のある茎、枝はわしゃわしゃと(擬態語で語彙不足をカヴァア)上方に向かって伸びている。中国茶用湯呑みに入れてみた。暫く、自室の酸素供給体になって貰う。近頃締め切ったままで空気が悪く、どうも鼻と喉が埃っぽくて調子が悪いと感じるのは、その悪い空気の所為に違いない。明日は窓を開けよう。

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自分も実によく鬱になるものだが、鬱の人に対する場合どう出たら良いのか、考える。真っ先に思う事は、私が鬱屈した状態に在る時、大好きな友達はどう付き合ってくれ、その事がどう自分に響いたか、である。鬱の内容は詳しく聞かずとも、または、「しっかりしろ」という事は勿論云わずに、ゆっくりやさしいけれど誠実な聞き役で居てくれたように思う。脆い状態に為っている時こそ、一対一でしっかり相手との時間を持つ事が一番だと、経験上感じている。のだが、自分は果たして、実践出来るのだろうか。不安だ。

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風邪を引いて、少し休んでは動き、少し動いては休み、を繰り返している。非効率な事甚だしい。