目まぐるしく.

日記リンク集サイトに更新報告をする時間に因って、日記の訪問者数が随分変わってくる。夜落ち着いた時間に、ネット接続人口が多いのは、当たり前か。

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自室が片付いた時、部屋が意外に広い事に気がつき、今まで罰当たりだった気分になる。

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本日は、大学院の入学式。スーツもすでに着慣れたもので、大学内をいつもの調子で闊歩する。何の感慨も無し。所属していたクラブの新入生歓迎コンサートを聴いて帰る予定で、開始までの一時間強の空き時間を、少し遠出をして喫茶店で過ごそうかと思い立ち自転車に乗る。鼻歌が出ん勢いで好調にとばしていたら、視界の片隅に古本屋が目に入る。・・・鼻歌を続行させながら、ほぼ反射的に自転車を引き返す。昼食前の空腹も何のそので、小一時間古本屋に篭る(古書店、というよりも古本屋、という品揃え)。中世美術についての解説書や関心を惹いた文庫本を数冊購入す。 高校の現代文ですでに読了した、夏目漱石『こころ』が低価格で出ていた為、ここ数日はそれを読む事にする。岩波文庫ベートーヴェンの生涯』という本も見つけたので、今月中は読む本に困らないだろう。
以上のような時間の使い方をした所為で、お金も時間も当然無くなり、昼食はサンドと甘い飲み物という、省略ヴァージョンに変化する。

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ひとが弾くマンドリンの音を聴くと、何とも不思議な(云い表せない)音だなあ、と感じる。良い音には違いないけれど、本当に何とも云えない音なのだ。日本には無い音だ、とも云えるか。(日本人の手により日本で作られたマンドリンは、やはり日本に有る音がするけれど、完全輸入ものはやはり不思議な音がする)

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「人間一人一人が持っている遺伝子と全く同じものを持った人間は、過去にも未来にも、存在し得ない。」学長の祝辞より。以上が念頭に置くべき重大事項だとすれば、クローン人間等居ては困る事になる。
祝辞中の「府の財政が厳しい」という発言に、臨席していた知事が大きく苦笑いした風景を、私は見逃さなかった・・・。「何も知事が居る前で・・・(配慮が足りない)」という苦笑い、或いは「申し訳ない・・・(赤字で)」という苦笑い、どちらだったのだろうか。

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もうすぐ出遭って丁度一年の、好きなひとが居る。(恋人とかじゃなく、単に。好きなひとがいっぱい居て、私は仕合せだ。) 一年とは早いのか遅いのか・・・しかし私達の一年は遅く過ぎた気がする。もう一度出遭いなおす、と云う約束はもう、果たせないかもしれない。それぞれの一年だったし、それぞれの一年だ。