梃子.

大學院、バイト、本、マンドリン。暫くこれ以外は要らない。歩み寄る気力もない。一度狂ってやる。
一瞬そう考えたけれど、実はその突っ走り行為は楽なものであるし、煩わしい物思いをせずに済むという安直な手抜きに過ぎない。 過剰もいけないが欠如もいけない、と考えると、程ほどが良い、という事になる。が、核(猛烈)の緩衝剤(物思い)の具合を気にしている余裕が、どう考えても今は生まれそうにない。
思考は円循環し、ゲル化し、晴れる事がない。いっそ狂ってしまいたい。
こんな生活をする為に進学したはずではないはずだ。でも分からない。自分で考えろ、必死に、もがけ。

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今日はよくこける… 御手洗いでこけ、自転車に乗っていて道路で二度人にぶつかり、もう一度バランスを崩してこける。最後のは結構腕に来た・・・大切な腕なのに。大丈夫か自分、と疑う前に、担いでいた楽器に声をかける。履物の所為に一度はしてみたものの、普段から何も無いところで躓いたり、視界に入っているはずなのに咄嗟に人やものを避けられなかったり、判断に時間がかかったりする、という数々の自分の欠点を挙げていたら、日常茶飯事が頻発しただけのように思えてくる。春独特の暈けに違いない、という事で、心なしか痛む腕と肩を摩っている。

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自分に心臓が無い、と気がついて初めて絶命する話と同様、自分はストレスを抱え込んで気にし過ぎ、と考え始めると途端にしんどくなる。いつからこんなに脆弱になったのか、分からない。今までストレス等感じた事はなく、専ら自分が至らない点に鬱になっていた。責任転嫁し始めた、という事なら改めていきたい。

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胡蝶の夢」:《荘子が夢の中で胡蝶になり、自分が胡蝶か、胡蝶が自分か区別がつかなくなったという「荘子」斉物論の故事に基づく》自分と物との区別のつかない物我一体の境地、または現実と夢とが区別できないことのたとえ。 [大辞泉]
蝶の夢が自分なのか、自分が蝶の夢を見ているのだろうか・・・大学時代は、正に胡蝶の夢状態だ、と近頃感じる。そろそろ其の夢と決別せねばならぬ。目覚めの時の様だ。

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柏餅が、今年では初めて食卓に載る。これを書いているPCの横に皿を置いて、今は食べた後の柏の葉が乗っているだけなのだが、とても良い香りがする。春は桜、初夏は柏・・・仕合せな国だ。

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弱音が多い日もあり、公開ブログとしてあまり意義が無く思えるが、一応自分の日記でもあるので、少量の弱音吐き出し衝動は避けがたい。また、世間の楽器弾きのように、ここでレッスン模様や薀蓄を語っても悪くは無い気がするのだが、そうすると自分が満足して収束するだけになる恐れがある為、止めておく。マンドリンや楽器弾きの方がお越し下さった場合は語りを歓迎する、という事で・・・。


コメント返し>maya.様>真面目+何か、を求めていかねばいけないと思うのですが、「+」に働かず「−」に向かっている辺り、どうにかせねばいけない所です。てきとうには済ましたくないので、真面目、というより、自分に厳しく他人には親切を、という方向を目指します。有難うですw