萎むきもち.

朝目覚めた瞬間から重い物思いが始まると、ついつい寝床の中でだらけ続けてしまう。ここで早く見切りをつけないと、一日のやる気まで削げ落ちてしまうので注意が必要だ。
そう分かっていながらも、特に急ぐ必要も無かったものだから、延々と物思いを続けてしまい、寝床から出る事が出来た時には、すでに陽が高くなっていたのだった。

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好きで自分から始めた事に、なぜこんなにも鬱にならなくてはいけないのか、なってしまうのか。それは「自分が責任を取らねばならない」と思っているからで、実際その通りであり、誰も加担してはくれない(してもらう必要もない)。
不器用で臆病なあまり、「石橋を叩いて」いると時に「石橋を叩きすぎて割って」(つまり、自ら渡れなくして)しまうのだ。自分をそんな風に語ると、決まって笑われるのだが、いい年扱いて笑い事では済まされない。
まだまだ勇気と自信は湧いてこない。が、湧いてくる時を待っている時間等ないので、何とか「頑張れ」と自分を励ますが、毎回そうやって頑張っている事、頑張りを持続させておく事が出来るとは思えない。気がついたらいつの間にか、スムーズに何事も出来る力がついているのだろうか。
不器用はしんどい。