雨降り熊の子.
今日は練習する日。
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また晴れ間…いい加減どんなのでも良いから暫く雨が降り続いて欲しい。
と書いた数時間後、勢いの有る雨が時折、心地良い音（これは屋内に居る者の感情だろう）を立てて落ちてきた。
しかし私の居住地の側は「大きな水溜り」が有る為、少々雨が降らずとも幾分かは無事だが、肝心の水不足地域にはしこたま、恵みの雨が降ると良い。
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久々に使った家族用シャンプーとリンスの匂いが鼻につく。…これが我が家の匂いなのだけれども。いつもは、自分の髪質改善の為に、自分で選んで買っておくのだが。
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雨が降っていると、ショパンが弾きたくなる。ピアノではもう弾けなくなってしまったので、マンドリンで少し音を追ったり、代わりにCDをかける。
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精神を自分で分析する為に、自室に闇を落としたところに横になり（突き刺さる明かりは邪魔になる）、誰かに話を聞いてもらう様に、自分の中で自分と会話する。そして、考えると「痛い」と感じる部分に行き当たったならば、その部分が、今突っかかっている部分なのだろう。そうやって少し（行き当たりかけたところでメールが着て、対応しているうちに忘れてしまった）追ってみると、母との関係があった。これは去年陥った鬱の最初の原因である。やはり解決出来ていなかったのだ、と思うと、今後が少し暗くなった。しかしながら、こうして自分と対話すると、自分でも何か、少しでも見る事が出来る、という事が分かった事が、今日の収穫か。
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音を感じる仕合せがある。
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ヴェルレーヌの詩を思い出した。
やさしい感触の「あめふりくまのこ」という唄も、昔から好きだ。（「みんなのうた」かもしくは教育番組でこの唄に乗せて流れていた、ほわっとした茶色い熊の縫ぐるみも好きだった。）
