ホーミーが聞こえる.

一身上の都合により自主休講にしてしまった(なんてことは、大学院では許されないのだが)時は、読書か勉強をしようと決める。休講した挙げ句馬鹿になる、なんて馬鹿げているしちっとも面白くない。
今日は現代小説を読む為のやわらかな頭が無かった為、随筆を読む。書棚の澁澤龍彦岡本太郎が目につき、数冊手に取る。快楽主義の哲学 (文春文庫)
センセーショナルな切れ味の本達が、ぐでぐでに効く。暑い夏のカレーみたいなものか(全然違う)。

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不意にラヂヲをつけると、ホーミー*1が聞こえてきた。何というか…「神秘」という比喩しか思いつかない。モンゴルの人ごめんなさい。ちなみに、ホーミーをしていると、寿命が短くなるとか。

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楽しみな予定について、準備と当日についての妄想をしていたら、心なしかはしゃぎ気味の自分を虚しく感じ始めてしまった。切ない……途端にユウウツ化するとは!

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無理なら無理と、早く云って欲しい。早くしないと、期待してしまう。後戻りは今なら出来る。

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以前好きだったひとの友人達(少しだけ面識がある。とても古いが)のHPに、たまたま行き着いた。そのHPを辿って、好きなひとのHPに行く事も出来るのだが、行っては駄目な気がして、前に観ていた人達のHPと共にブラウザを閉じる。観たらまた、どうしようもない(上に無駄な思考の)方向に走ってしまう事は確実だから、こういう判断に出る。

この御時世、溢れる情報の選りすぐり、自己判断、見極めが必要である。が一方で、知らなくて良い事はあると思う。社会の事でそう云える事柄については浮かばないが、人間関係やごく個人的な事では。

*1:モンゴルの伝統、一人で二つ以上の声色を出す。低音と高音が同時に聞こえる。