錘.

エスプレッソに砂糖やミルクを入れる事について、珈琲に何かを入れる事に慣れない身には美味く仕立てる事は厳しい、と以前から思っているのだが、今日、本場の呑み方等気にしない、つまり、エスプレッソに何も入れない邪道で行く事に決めた。エスプレッソには何も入れないで呑みながら、一緒に甘いものを口にする。これはなかなか、無糖派でも納得する味わい方なのではないだろうか。ちなみに今日は、バームクーヘンを一緒にいただいた。その素朴な甘味と舌触りはとても宜しい。

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創作仲間は愛しい。今後も宜しくお願いします。>・Bonne nuit・夢と夢の狭間の音…
毎日水を与え続けて大切にしている緑が少しずつ成長し、小枝が枝垂れ始めて趣が出てきた。これも又、愛しい。
愛しいものが滅茶苦茶に破壊される、もしくは破壊してしまう夢は、相変わらず見続けている。現実なのか夢なのか分からぬ程に、その内での感覚は鮮明だ。

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ミンミン蝉が鳴き出したのには、驚いた。
久々に、寂れているが生活感に溢れ、何処となく落ち着く場所を、途中下車して散歩した。其処では時間がゆっくり流れる一方、山に近い所為か蜩(ひぐらし)が鳴いていた。
夏の夜は良い。

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一筋の風でも飛ばされて消えそうな存在感。溶けた氷の層の様な存在感。不在。錘と躰がほしい。