のらりくらり.

世間では夏期休暇が始まり、午前七時頃には自宅の向かいにある公園から、ラヂヲ体操の音楽が聞こえてくるようになった。その音楽で私の睡眠が薄らぐが、「もう少し…」という欲求により二度寝が始まってしまう。そんな訳で案の定、今朝は寝坊した。
今日の予定は、申請していた学割を大学に受け取りに行き、そのまま小旅行の為の切符を申し込む、その為に同行人に午前中会うはずであったが、寝坊の為に昼前に繰り上がり、結局一日、又もやのらりくらりとしたテンポで過ごしてしまった。暑さの所為でもある。

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会う時間が昼前になってしまったお蔭で、昼食を共に摂る。某日本製イタリア料理店では、今日はなぜか外国人が大勢居た。彼ら彼女らは、体躯も声量も大きい。なぜかは分からないが呟く様な声量の私と同行人は、何だか落ち着かないまま、パスタ付きランチを消化し、そのままお互いの居場所へと帰った。

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自分の好みとひとの好みは違うらしいから、自分勝手な気合を込めて自分を飾り立てても、あまり効果は期待出来ない様だ。それならば、自分で自分が納得する様に運べば良い、という事か。

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数年前或る先輩が、御自分を音楽記号に例えるならば「dalku(ダルク)」だ、と何かに書いておられた事を記憶している。彼が云うところ其れは、「ダルく、やる気なしに」という意味の記号だそうだ。綴りを少々いじり、これを"daluc."として採用するならば、「のらりくらり」は"noralli."(ノラーリ)≒"curall."(クラル)でどうだろうか。「気ままに、ぐだぐだ、のんびりと。一定のテンポを取らずに」と云う意味にしようと思う。ちなみに"norallissimo"が最上級である。


"con moe"(コン モエ)「萌えと共に、萌えて(或いは萌る様に)」 用例"Agit..."(自主規制)
<今日彼のひとから「萌え」という発言が有った為、咄嗟に今思いついてしまった。そういう私は、今日もカフェインを大量摂取した所為で、頭の変な部分が冴えていてとても可笑しい。

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無垢と経験、を、無心と有心、とするのか。