わすれてしまった.

完全にだれていて、何をしていたのか何を考えていたのか、すでに忘却の彼方である。日記はその日に書かねばならない、書き忘れた(何処かに記録を残し忘れた)のならば、すっぱり書く事を諦めようかと思う。
決して調子は良くなく、ぽろぽろと涙していた様な気もするし、少々ビールを呷っていた気もする。きっと両方だろう。
確か一日かけて、本を一冊読んでいた記憶がある。

フィンガーボウルの話のつづき

フィンガーボウルの話のつづき

 ずっと「フィンガーボールの話は何処に…」とむずむずしていたのだが、読み進めると判明する。途中で本を投げ出すと勿体無い本だ。伏線の張り巡らし方も、見習いたいくらい面白い。嗚呼、美味しかった。
そこらにごろごろと転がっている種やら、或る時ぽっかり浮いてくる種やらで、ちっぽけな想像を創造して時間を過ごす事は、楽しい事なのは分かっているのだが、如何せん時間が無い。