しっちゃかめっちゃか.

明日から集中講義が始まる。よって、その準備と、その間に取り組まねばならない課題の下拵えをしようと、喫茶店(長時間居座る事が出来て、珈琲が出てくる店)に繰出そうとしたら、雷鳴と暫しの大雨がやって来た。やっと止んだので出かけて店に入ってみても、休日で人が多く、落ち着けるはずは無く、珈琲を啜るだけで店を出る。夏物処分で沸くショッピングセンターを見て廻るが、自分でお金を稼ぐ事の出来ない私が贅沢する(身を飾る)事は許されない気がし、そそくさと其処も後にした。気に入りの店が今日限りで閉店、という突然の事実に、少々気が滅入った所為もある(そして最後なのに、何も購入する事が出来なかった事にも)。
休日の愉しみ、と自分に云い聞かせて早々に帰宅する事もせず、古本屋(≠古書店)に立ち寄る事にした。澁澤龍彦の著作を近頃読み通しているのだが、絶版になってしまった福武文庫版の著作を探す。結局見つからず仕舞いで引き上げたが、現在の装丁とは違う河出文庫版を二冊程、安価で購入出来た。後は、盆中の古本市に期待である。
ドラッグストアにて、同時期に尽きてしまった基礎化粧品類を購入しておく。毎度の事ながら痛い出費であるが、安価で済ませれば良いというものではないので、こればかりは仕方がない。数度購入して使用していたヘアオイルから(髪はしっとりでないと気に食わない)、椿油に切り替えてみる事にした。効果は如何に。

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云いたい、云っておかねばならない事は有るのだが、時機が掴めない。云わないと、すべてが上の空で、時間や空気が滑っていく。辛いけれど笑っている、義務感で笑おうとしている事に、身体全体で限界を感じ始めている。
はやくおとなになりたい。

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今日が何だか落ち着かない一日であった様に、私の核も身体の中で居場所を探しあぐね続けていた。