ほどけた紐を.

集中講義開始、朝から夕刻まで延々英語を聞きっぱなしの見っぱなし、という貴重な体験を数日間継続する事になる。
外国人の非常勤講師の方の目は、ごく薄い青色をしている。ちゃんと見えているのだろうか、と疑りたくなる程だ。青い緑柱石(ベリル)の色だ、という比喩表現を思いつく前に、魚の目の色に似ている、と思ってしまった自分の表現力と思考回路を疑う。しかもその魚は、焼き魚の目ではないだろうか。…至極失礼である。
魚を飼わなくなってから暫く経つので、泳いでいる魚の目がどんな色をしているのか、そういえば忘れてしまった。

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気が狂う、という話を二本も立て続けに扱われていると、考えているこちらの気が狂いそうになる。同調する…というのかもしれない。気が狂う、というレヴェルに達してしまう場合、家族や肉親という、深層で自分を成している部分について不安や問題が有る場合が多いのではないだろうか。

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気になる書籍>発明超人ニコラ・テスラ (ちくま文庫) 気になる人です。
購入するにも先立つものと後に要するものがない。 

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とてももどかしい気分で、歩き続けている。一度、立ち止まりたい。そのひとのシャツの裾(大概、草臥れている)を引っ張って、ごめんちょっと待って…紐が解けたの、結ぶから、と云いたい。