traveling.

城之崎温泉に旅立つ。束の間の至福。
bon voyage! 私。
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九時過ぎに鈍行のローカル線に乗り込み、昼に到着す。城崎と云えば海産物、という事で、海鮮料理を出す店にて昼食、蟹玉丼を食す。「蟹蒲(鉾)ぢゃない…」と喜んでいたらば、同行人に笑われたが、本当に蟹で美味しかった。昼食後は湯屋へ行く。全部湯屋を制覇すると、ただでさえ暑い最中であるから、脱水症状を起こすか逆上せる為、二軒に止める。洞窟風呂は極楽で、なぜか山猿の気分(冬の寒い日、山間の天然温泉に猿が浸かっている映像が浮かんだ)になる。心地良すぎて気を失いそうだ。温泉街は、川と石橋、柳、旅館と湯屋の佇まいが趣深い。 その後は、徒歩1時間程離れた宿に移動…曇りの天候で本当に運が良かった。海から流れ出す、幅の広い川沿いを歩く(近づくとぞわぞわと這って逃げる舟虫達に怯えた)。
寛いだ後は帰宅、電車待ちの時間に、足湯(足だけ浸ける温泉)に足を浸しながら再び寛ぐ。日日の足にかかる疲労がすっきり取れ、かなり爽快な気分で電車に乗り込んだ。足は大切である。全身を支配する、と云われるだけある。頭寒足熱は重要であるからして、今後も疲労気味の際は、盥に湯を張ってでも足を労わろう。
短かったが、至福の時を味わう事が出来た。同行人にも感謝である。旅は良い(準備、荷造り、帰宅後の喪失感は好きではないが)。
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コメント返し>夜殿
有難うございます。おかげさまで、すっかり堪能して帰宅致しました。無期限で休暇が有るとすれば、温泉街から出てこれなくなるであろう程、素晴しく快適でありました。予定があって落ち着かないのは切ないですよね、でも、時間や愉しみは量より質な気がしました。是非夜殿も、束の間でも充実感を得て良い休暇をお過ごし下さい。折角ですもんね。