スプリイン.

「恋はひとを詩人にする。」…と、恋をしている人が云った、のだろうきっと。
「ロマンはインターネット検索で打ち砕かれる」と云わんばかりに、「恋はひとを詩人にする」で検索してみると、このフレーズを持ち出している方々は大抵、異を唱えておられるか新たな見解を示しておられるので面白い。

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いくら頑張ったところで、為る様にしか為らない気がする。頑張らない事は勿体無い為、出来る事はする。
未来の約束、未来への信頼は、私は出来ない。

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去年、動物園に行きたい、と思い立ったのは確か今頃だったように思う。結局叶わなかった。というのも、夏に行くには暑すぎるし、動物達も茹だる暑さで元気が無いだろうと踏んだらば、結局秋が来て冬になり、また暑い季節が巡ってきてしまったからだ。つまり今であるが、再び行きたいと思い立った。
ペンギンに会いたいとか、キリンの長い首が檻から突き出している格好とか(あんな狭い檻ではどうしたって可哀想にしか見えない)、「ヒト」という檻に入ってみるとか、具体的な希望は有るが、とにかく檻に入った動物の顔を茫然と眺めに行きたい気分なのである。最近ひとつ気になっているのが、「正しい羊の鳴き真似」である。めええ、等と可愛い調子で鳴いている羊を、私は見た事が無い様な気がするが、果たして本当はどういう声でなくのか、もう一度確かめたい。(べえ゛え、と鳴くに違いない、と踏んでいる)
まだまだ残暑が厳しい中、こんな暇人に付き合う暇な知人はいそうにないので、空いた日にでも一人で行こうと思っている。早朝に行ってしまうのが良いだろう。
動物園に行く心理状態は如何なるものだろうか、と考えている。