頭痛の日.

軽く二日酔で寝込む。寝違いかと思う程後頭部が痛み、足取りが覚束無い。…もう無茶はするものか、と誓いたいが、また無茶をし、二日酔の朝を迎える度に同じ誓いを立てるのだろう。
文字を追う事が出来始めてから、読書をする。西瓜糖の何たるかが、まだ見えない。謎の作品である。ブローティガンらしい作品、と云えるのだろうか。西瓜糖の日々 (河出文庫)
風呂にて、椿油で頭皮のエステ中に(椿油を刷り込んでタオルを巻き、半時間置く。その後洗髪)、川端康成の短編を数編読む。掌の小説 (新潮文庫)こんなに面白かったのだ、と初めて興味を抱く。筋も妙に面白い上に、描写、筆法も面白い。
西瓜と云えば、江国香織も読みたくなってきた。そういえば、他の作品の文庫版は大抵もっているのに、これだけなぜか持っていない。すいかの匂い (新潮文庫)『東京タワー』が文庫化される日を心待ちしているが、あの美しい装丁の単行本を、いつか購入しても良いかと思っている。

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食後に梨を食べる。果物の切り分けは大抵私の仕事である。梨二個のうち、一個は皮を繋げて最後まで剥いてから切り分け、もう一個は切り分けてから皮を剥いた。途切れない様に、と梨をぐりぐり回し裸にしていく作業は、好きだ。長く繋げる事が出来ると、少し嬉しい。今日は調子が良かった為、家族に自慢してしまった。

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ひとり眠りつづける、寂しさ。

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Puzzle「耳越し」が良い。少し「幸せ感」がきつ過ぎると感じる時は、Wallpaper for the Soulフォスベリーと追っていくのが良い。