tight.

選挙に行く。
選挙新聞を読んだところで、そこに書いてある事が実現する夢を見、投票に繋げる事等出来ないが、その記事から立候補者と政党の人柄や雰囲気を自分で読み取り、投票という形で国に意思表示はせねばならない、と私は思っている。世間を流れている情報は正しいとは限らず、誤解するような操作がなされている情報もある。その中で、どれをどう獲得し理解するかは、ひとりひとりに懸かっている。能動的に情報に接していける力がまず欲しい。

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全く風の通らない自室で、ぐったりしながら資料読みを続行した。
なぜか最近、眠りが浅い様で、一日が始まっても身体が重いままである。現実的な夢も相変わらずよく見る。現実では云いたくとも云えない重要な事を、何も考えずぶちまけている夢や、現実での心配事--些細な事からずっと気に掛かっている事--の夢等であるが、そうやって夢で整理出来るという事態は、まだ健全であるような気がする。…眠れないが。

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未来は現在にあるのだから(「未来」は現在で抱く単なるヴィジョンだから)、未来を「信じる」事は出来ない。今在る事に有難う。

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恋愛に安心感は要らない。

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ひとの理想には近づけない、という諦めはすでに生まれてしまった。けれども、自分の理想には近づきたいと思う。ひとの理想は勿論考慮しながら、しかし自分で抱く理想、それがそのひとと同じ方向だったらば良いのだけれども。破局の理由でよく耳にする「価値観の違い」とは、向いている方向の違いだろうか。確かに方向が違うと、すべてにおいて困る。
私が考えるちっぽけな事は、他人もきっと同じように考えている。人は似ているのだ。だから会話をする。文を書く。他人に共感する。けれど全く同じではない、その点は勘違いしてはいけない。
人を好きになるという事は、所詮は自分を好きになる事かもしれない。自分に似ている人を好きになり、自分を好いてくれる人を好きだと感じ、自分の嫌な部分を持っている人を拒絶する。すべては無意識の所作だから、かき混ぜても仕方が無い。

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昨日雨の中を気だるく帰宅した後、延々とラフマニノフのピアノ協奏曲(アシュケナージラフマニノフの版を交互に)を気だるい空気の中で聴いていたが、今日はあまりにも暑くて熱いものは何も聴く気にならない。ぱりっと威勢の良い若手ジャズピアニストのCDを、一日聴いていた。

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"I was so in love with him."(それはそれはぞっこんだったの。)と云う科白が頭の中をまわっている。 

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無責任にも、生を放り出したくなる時がある。無責任にも。
自分の偽善の重みに、耐え抜きたい。放り出しては駄目だ。でも。(思うだけなら良いでしょ?)