夢たち.

今日はパスタを食べよう、と意気込んで起床したが、今月の懐事情他を慮るに、そんな余裕は無い事は明白で、あっさり諦め、自宅の台所にあるものを慎ましく戴く。パスタくらい、自分で調理出来るくらいにはなりたい。今度頑張ってみよう。

365日スパゲティが食べたい

365日スパゲティが食べたい

この本に従って…。ボンゴレ・ロッソ(ビアンコ)、ペペロンチーノ等、私の好みは保守的だ。

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「すごくすごくすきなのになみだがでちゃう」訳はきっと、いつか来る別れの予感の所為だろうと、私は思っている。

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隣室にいる愚弟が鼻を啜っている。彼は今受験対策に必死、母も必死で彼に忠告をしている。…ひょっとしたら泣いているのかもしれない。ひとこと声をかけて、頭でも撫でてやりたいが、「もう子どもじゃないんだから、寄るな」と云われそうだし、第一恥ずかしくて近づけない。いつの間にか大男になってしまった弟は、私の夢の中ではあどけない子どものままなのだ。(最近少しは成長しつつある様だが)夢の中なら、抱きしめて安心させてあげられるのに、もどかしい。

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いつも私の状態を心配してメールをくれる友人に、葉書で近況を伝えようと思い立ったその日に、調子が悪くなる。不思議なのだが、調子が悪い時に丁度、その友人はメールをくれる。よって、いつも返信出来ない。自分の殻に閉じこもっていないで、と思うのだが、調子が悪いとどうしても億劫になってしまう。
やはり明日は葉書を書こう。気に入りの葉書を探しに行こう。


調子が悪い。すべての思考を放棄したい。すきなものごとさえも。

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羊は夢の国の民だ。
ぺんぎんはその羽では宙を飛べない現実に住んでいる。
猫は… 麒麟は…ジラフは… 象は…  ヒトは…?

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私のとても好きな場所を散歩した。
「此処が有名な…なんだよ」「此処は実は…で(知らないだろうけど)」「此処で私は実は…したことがあるんだ」「此処がとっても好きなの(分からないだろうけど)」とガイドの如くガイドしてみたが。
私が好きな場所は、私が好きならそれで良い、他のひとに気に入られなくとも。次に来る時は「ひとり」だろう。「ひとり」の場所が「ひとりの場所」であり続けるであろう事に、微量の寂しさを以って安堵した。
そもそも、「ひとりの場所」にふたりで行ったところで、やっぱり私は「ひとり」だ。そうだった、そうだった。
「ひとりの場所」はそのまま「ひとり」で通過して、不意に屋根の上に現れた猫にはしゃいだ「ふたり」が居たから今日はそれで良かった。

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こういう雰囲気の文章を、一ヶ月後くらいに見直すと、何の事を書いていたのか、書いたつもりだったのか、きっと自分でも理解出来ないはずだ。ましてや他人ともなると…見て下さる皆様、訳が分からぬ内容でごめんなさい。