気の置けない午後.

久々に友人と会い、ランチ後、古書店にいく。気分が上向いていた為、他愛もない話を交わし友人の話を聴き、楽しむ事が出来た。人にも依るが、大抵私は聞き役に回る。人の話を聞く事は昔から得意で、聞き上手等と云われ求められたりするが、話さなくてはならないとなると少し緊張する。そんな時は、私以上に忍耐強い聞き役(時に通訳師)が必要になる。意見を云う事が許される場、もしくは求めれらる(場がもたない時含む)は勿論口を開く。
国立大学付近は、学術書が安価で出ていてとても助かる。よくある話なのだが、世界文学全集が百円で出ていて、ついつい釣られて選りすぐり(欲しいものをすべて持って帰るには、全集は重過ぎる)3冊を購入す。モーム、ゾラ、バルザック、いつか読みたいけれども、今は読む暇が無い(夢中になったら大変だ)、3人である。

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ランチには、ペペロンチーノを食べた。
パスタ麺は、太くもなく細くもないタイプが好きだ。太いと茹ですぎか?と思ってしまう上に、噛む時感じる「太すぎる」食感が好きではない。細麺は、ソースに合わせた選択以外、絡まって食べ辛い為、そこそこの太さが必要なソースの場合は細麺でない方が好きだ。コシの有る茹で具合が好きなので、あまり柔らかだと少し憤りを感じる。
帰途に就く前に、お茶をしに喫茶店に入る。そろそろココアが飲みたくなる時期で、メニューのアイスココアに目が留まり、そのまま注文した。その店は今回三回目で、クラシックが「薄っすらと」かかり、小さいが立派な庭が目を潤す、私の気に入りの店である。珈琲も旨く、御代も安価な点が、学生にはとても有難い。

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やはり思考と行動パタンが似ている者同士は、何をするにも良い意味で楽である。