うずのなか.

羊をめぐる冒険 読んでいると朝になりそうなので、羊をめぐる冒険が始まりかけたところで本を閉じる。ちらりと見えた、羊男の絵が気になる。

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結局午前五時まで眠れずに、目覚ましの音を聴きオフにしてから眠りに就く。数時間後には授業に出る為に起床した。
何もかも嫌になり数日、前日は別の角度から悩み、そして今日は「どうしても何もやりたくない」日だったが、授業に出ない訳にはいかない為予習もそこそこに家を出た。

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早く帰宅出来たので、珈琲の共にフレンチトーストを、今朝弟が食べ残して固くなってしまったのと、封を開けられたまま冷蔵庫に残されていた一枚で拵える。普段料理をしないが、フレンチトーストくらいはまともに作る事が出来る。
はずが、食べ残しの方を焦がしてしまい(油の量と火加減に問題があったとみた)、脱力する。失敗を省みてめげずに焼いたもう一枚(冷蔵庫の残り)はいつも通りうまく焼けた。気分が落ち込んでいる時料理に失敗すると、自分の存在価値を疑ってしまう程に深く落ち込む、という事を知った。
フレンチトーストはやはり、固めのパンで作った方が美味しいようだ。
姿の良い白いマグカップとコーヒーがきれいに思えた(雑貨屋の粗品とインスタントに過ぎないのだが)ので、電話のカメラで数枚、マグカップとコーヒーの写真を撮った。

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何だか不毛な一週間に思える。長い人生、そんな日々もたまにはあるだろう。(たまにはで済むだろうか)

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すっかり今の自分の思考が、ハルキ氏の影響下にある気がしてならない。