叱られて.

叱りと諌めに対する抵抗力がない、と教師に思われている様で、直接注意を受けた事はあまりない。私の周りで同じ過ちを犯した男子学生が注意を受けているところを見て、自分で悟れ、と云われている様にいつも感じる。
叱られると確かに、涙が出てしまう時がある。自分で操作出来ないうちに流れてしまうので、大層質が悪い。

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哲学が嫌になってきた。直知界や感覚界をでっち上げて、永遠と時間について考えて、一体何になるのか、と云いたいが、人生について突き詰めて考えると、そういう思考回路と仮説に行き着く様な気がする。単に、私には今哲学は必要なく、自分で自分の思考を組み立てる事で精一杯であるから、それが嫌だと感じているのかもしれない。
哲学は文学に通じている、文学は哲学に通じている。
自分に必要不必要関係なく、学問研究に必要であるから、勉強する事は避けられない。『ソフィーの世界』か高等学校倫理の教科書でも読み直そうかと思う。先日『西洋哲学史 (下巻) (岩波文庫 (33-636-2))』(成る程、amazonブックレヴューによると、どうもドイツ寄りの解説がなされているらしい)を中古本チェーンで見つけて、購入した。上巻はすでに自室の本棚に入っているが、手をつけていない。入門書は案外揃っているのだ、と今気がついた。