no good⇔not bad.

今を大切にしたい。けれども、「今」を突きつけられると「その先(ずっと?)」も見たくなってしまう。どうなるのだろう、どうするのだろう。

      • -

引退した部の定期演奏会が近づき、大学内での段取りリハーサルをした。レジュメを作成して筋を飲み込んだはずなのに、緊張や準備不足の所為で失敗するプレゼンテーション同様、手際も悪ければリハーサルにならないくらいの混乱をばら撒くという大失敗を犯す。もう取り返しがつかない。本番さえできれば、と云えるのは私だけで、リハーサルでうまく段取りを飲み込めなかった現役が、本番失敗するという事もあり得る。やってしまったのだから仕方がない、と人生において「諦めなければならない事態」のうちに入る。

      • -

失敗と反省、後悔の念に心を奪われてしまったが、翌日の発表準備を進めたり、他の人には平常で以って接しなければいけない。こういう場合、感情と精神の切り替えが必要なのか、或いは短時間で反省と後悔と諦めを処理し、思考の奥にやってしまわねばならないのか。世間の大人達はどうやって切り抜けているのだろうか。
「これが自分の力量なのだから、まあ仕方がないだろう。これ以上はよっぽど頑張らないと無理なのだ」と開き直る事に関しては、随分慣れてきた。いわゆる「自分の力量を知る」といわれる事だと思う。なかなか悪くない。