ひとり遊び.

発表の準備を進める。研究室のPCは、修士論文に取り組む一年上の人で埋まる。論文の事を思うと、自分のしている作業など何でもない様に思える事が恐ろしい。実際そうである(普段の課題何ぞなんでもない)事は経験的に知っている。
演奏会出演者に贈る為の花を予約しに行く。植物を見ていると気が和む。気が沈んだ時は、花でも家や自室に置いてみると良いかもしれない。贈り物も買いに出る。縫いぐるみを見ると手にとって遊んでしまうのは、一人っ子時代の名残だろうか。子どもっぽい遊びに付き合ってくれるひとが居て嬉しい。一軒目は熊で遊び、二軒目は毒蛙(真緑の身体に真っ赤な手をした蛙)で遊んだ。

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暗くなってからの散歩も好きだ。昼間とは違う、街燈と月が照らし出す暗闇の世界は、目に程好く映り身体に沁み込む。きらめく、反射の世界も美しい。