相乗効果と悪循環.

やっと冬期休暇が明けた図書館に行き、歌集とクラシックCDを中心に数点借り出す。ツィゴイネルワイゼン?パッション「ツィゴイネルヴァイゼン」を聴いている。『サラサーテの盤 (新潮カセットブック U- 1-2)』を読んでから、余計に妖しく聴こえる様になった。この話の最後を、曲の終末を頭の中で鳴らしながら思い描くと、不気味さが増す。異常な熱狂の虜になり、何度か再生機の「繰り返し」釦を押した。
自分でも一度弾いてみたいと思い数年前楽譜まで購入したものの、なかなか指が回らない。

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レッスンの日が近づいてきた所為もあり、楽器を弾いた。自分の音が汚すぎて聴いていられないが、逃げている訳にもいかないし、そうして逃げていると余計に「聴いていられない」音になってしまうから辛い。

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休暇が続くと結局何も出来ない。そして健全な食生活をしていると、頭と身体がうまく働かない。古い言葉だが「ハングリー精神」は必要みたいだ。