因縁のラド♯ソ♯シ.

uopus2006-01-11

ブランケット(made in Italy)が手放せない。暖房器具があっても必ず、膝の上に敷いている。毛と暖色づかいで暖かだけれども、抜けた赤い毛がものにくっつく。PCのタッチパネルの上はすでに赤い「ちりちり」で埃っぽくなってしまっている。


(写真を載せてみると、この背景の色は写真がよく映えてよい、と感じた。色などはいつも、こちらのサイトさんを参考に決めている。)

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レッスンに行く。何度も練習したといえども「付け焼き刃」である事には変わらず、練習通りに師匠の前では弾く事が出来なかった。当たり前だ。また反省してしまった。師匠は寛容なのか云わなくとも分かる事は口に出さない質なのか、まだ一度も練習不足を言葉で責められた事がない。自分で反省出来るから私にはどっちみち叱咤は必要ないのだが、何も云われない事の方が勿論堪える。…それでいて激励については、必要だと判断された場合して下さるから、余計に申し訳ない。なんという人だ。
数日前ここでツィゴイネルヴァイゼンが云々と書いたが、今日師匠に全く偶然にも、結末部分冒頭の嫌な速弾きを練習するように云われた。以前「何と腹の立つ(程弾きにくい)音の配列だ。出来れば弾きたくない。」と思っていた箇所をそのまま課題に設定されてしまった。確かに、弾きにくいからこそ訓練になるのであり、後技自慢に繋がるのである、そんな事は知っている。知っているが、厭過ぎる。物凄く厭だ。(云い渡されて暫く茫然としてしまった所為で、師匠に不審がられてしまった。)
ラドソシ…ソシラシドシラシ…
朝に夕に、聴きすぎたのがまずかったのかもしれない。やれやれ。更にいわくつきの曲になってしまった。