商いの都通い.

深夜作業に、無印良品フリーズドライのスープを愛飲している。30kcalなので気安い。その分味も気にしない。むしろくどくない方が助かる。そもそも、パスタ入りクラムチャウダーを求めて店に行ったのだが、消えてしまった様で発見できなかった。気に入っていたので哀しい。方々で「あの商品を復活させてくれ」という叫び声を聞く。絶版の書籍とその点で似ている。
深夜作業の所為で、9時半からのセミナーの後半部で睡魔に襲われた。前日はちゃんと睡眠を摂っておきたい、そう思うのだが、しょっちゅう後悔する様な事をやらかしている。
セミナーで席が隣り合った人が声をかけてくれ、昼食を共にした。例によって自己紹介で時間が潰れてしまったが、メールアドレスを交換し合い別れる。今後連絡を取り合ったりもう一度会うかどうかは分からない。相手が男性の場合、少々警戒してしまう自分を嫌に思うが(以前似た様な状況で不快な事があった所為である)、「もしもの場合に備えて一応警戒しなさい」というひとの忠告も、頭の奥から聞こえてくる為、やはり完全に警戒を解いた付き合いという理想は叶わない。しかし、話は合わないでもなく、折角見つけた互いの共通点から、関係を楽しまない手はないのだが、難しい。
なぜか知らないが、私に進んで話しかけてきて下さる男性は、眼鏡で細身、控えめそうでありながら多辯の方が多い。多辯の方だと、初対面でも緊張せずに話す事が出来、嬉しい。
パスタランチが500円、というカフェは、採算が取れているのか想像がつかない。しかし古都に比べて、やはり商いの都はものが安い。

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阪神・淡路大震災から11年目だというのに、同じ事を繰り返してどうする、建設会社よ。