モチベーションの曲線.

犬の、その形状が好きだ。足、毛、顔、尾、胴体、ぶち、観察すると面白い。

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諸々の葛藤からくる疲労により、鬱屈す。

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音楽スイッチが入ると、嫌な事スイッチと面倒臭い事スイッチが落ちるので困る。

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昨日今日のヘビーローテーション譚 ― 伊福部昭の芸術1 初期管弦楽
伊福部昭氏が今月8日に亡くなった(91歳で癌とはお辛かっただろうに)。私が氏の音楽を最初に聴いたのは、調べたところに寄ると小学3年生の時であり、勿論ゴジラを通じてであった。父が弟を連れて観に行くところに便乗し、五シリーズ観た。映画終了後、スタッフロールのバックで流れるシンフォニーを聴き入っていた記憶があるから、「恐ろしい」という印象以上にその音楽には何か惹かれるところがあったのではないか、と今では思う。
氏の音楽を本格的に聴くようになってからは、美しさだけでは決してない、泥臭い日本の姿、失われしその姿に惹かれている。和人の私には流れていないかもしれない民族の血と、今や身体の奥底だけが覚えているらしい律動、旋律を想う。
弟子であり作曲家である黛敏郎氏は「伊福部先生のこと」で以下の様に書いている。代弁されたか、と思った。

私は、「交響譚詩」の最初のパッセージを聴くとき、不覚にもいつも涙の溢れるのを押さえることが出来ない。あの人間存在の根源から揺さぶりを起こすような、不思議な力とエネルギーに、眠っていた魂が呼び覚まされるのか……。

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迷った先で一年前出遭った古本屋に行った後、部活時代のメンバーが数人出る演奏会へ行く。どちらもご馳走様、という充実度であった。
差し入れに、お酒入りチョコレエトを購入し、男性数人に贈ったところ、喜ばれた。近頃主に輸入品を扱うスーパーマーケットの前をほぼ毎日通り、時たま覗く所為で、輸入お菓子の品揃えに少々詳しくなってしまった。が、実際に購入すると身体に悪いので、見ているだけであるが。

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棚の組み方に力を入れている新刊書店に出くわすと、やたらと腹が立つ。それらは大抵「その筋でありがちな個性」で組まれているからである。「どいつもこいつも・・・」半分、「ちくしょう。ほしくなっちゃうでしょうが」半分。いかに自分もありがちな嗜好を持ち合わせた奴であるかを知る。

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今日の読書『お目出たき人 (新潮文庫)或る女性に一目惚れした男性(女に飢えている、という文章が数回出てくる)が、会いに行かず話もしないままに求婚し、断られてもあれこれ想い続け、一目見かけては時めき、相手も自分に惚れている否そんな事はない…等と悶々とした挙句、案の定の終結を迎える話である。気持ちが分からなくもない。分からなくもない、ありがち、と考える事、これはつまり、私自身も「おめでたい人」に含まれるという事か。前々からそう思ってたんだよなぁ、と有耶無耶にして頭の靄を隠す。自分の都合でしかものを考えていない、現実を見ようとしない、という意味で、「めでたい」。
やたら文字が大きい本である。句読点の「、」がふくよかで、何だか可愛らしい。

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『就職活動の新しい教科書』(リンクアンドモチベーショングループによる企画)を読み、ワークに取り組んだ。何となく、モチベーションが上がった。なぜ就職活動をするのか、が分かり、また自分で課題解決を導き出す方法が論理的に書かれている。「こんな事はもう知ってる」「もうこんな方法くらいは試してみたから」と思いながらも、藁にもすがる思いで取り組んでみると、意外に考えがすっきりした。論理的な作業はすっきりする。

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ココアの美味しいつくりかたを覚えた。(但し、市販の粉末ミルクココア使用)
1.小鍋に、人数分のココアの粉(一人当たり、スプーン山盛り3杯)と少量のお湯を入れる。
2.粉と湯を混ぜ合わせる。
限界までだまをなくしてから、さらに弱火でよく練り、だまをなくす
3.牛乳を注いで(一人当たり、マグカップ一杯)泡立て器で素早くかき混ぜながら、さらに火にかける。
4.鍋のふちの方がふつふつと湧いてきたら、火からおろし、カップに注いで出来上がり。
こうすると何となく美味しくなった気がした。よく練る事と空気を入れる事がポイントらしい。