雨のなかのレトロビルヂング.

uopus2006-03-16

先日求めた飾りをイアリングに仕立てた。レトロな雰囲気に仕上がった。費用は500円弱で、完成品を購入するよりは得な気がする。

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AERA」(3/20号)に「仕事邁進女がモテる」という記事があった。「モテ服」「モテ髪」「モテ肌」といった「モテブーム」の終焉(筆者によると、男性が求めている女性は「そういう」女性ではないと、やっと女性メディアが気づいた、との事)と、今や男性に「モテる」女性は、自分のパートナーとなるような女性、社会とつながりのある女性、キャリアのある女性、という事が書いてある。(この話について色々思うところはあるが、閲覧用に書き残すには、些か短絡的で偏見に満ちた考えが多い様に思えるし、また男性にも女性にも反感を買いそうなので主張は控えたい。)
男性は勝手で、女性はしぶとく生き上手(又は今ひとつ自信に欠ける)に思える。家庭や夫婦のあり方が「亭主関白」から「責任分枝」に移り変わった事は、生き物として進化(或いは変化)なのか退化なのか、非常に気になる。
モテたい。異性の価値観にいちいち振り回されたくないが、あわよくば運良く(自分の価値観で存在していながらにして)モテたい。…無理だろうか(笑)

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適性検査を受けに行ったついでに、以前から気になっていた古書店に足を運ぶ。古めかしいビルディングに味のある店(サロン、アンティーク雑貨屋、セレクトかオリジナルの洋装屋等)が数店舗入っていて、そのうちの一角にひっそりと目当ての店はある。予想通りの品揃えに少々興奮し、長居してしまった。
帰りがけに建物の管理事務所を覗くと、古めかしい応接用家具が並んでおり、また少し興奮してから外に出た。ビルを囲う黒い柵上方についた突起の形、昔は布張りだったのか今は鉄骨のみ残るドーム型の庇、赤く塗られた一枚板の扉が、何とも古臭い。
都会のビルの風景に、徐々に慣れつつある。普段灰色で埃っぽい街も、雨の中では潤み早い時間から点いた橙の電灯によって幾分落ち着く。